◇ KNOWING


ニコラス・ケイジ主演 "KNOWING"を観ました。

地球終末論モノです(9.11以降 多い事!)。
映像・SFXとかは綺麗でした…それだけ?^^;)。

監督:アレックス・プロイヤス(I、Robot他) 米国 2009年作

以下 ネタバレあります。

最後は宇宙人落しです。
主題のわりには、お話のスケールがあまりに小さいです。
主役は学校の先生なんですが、頭悪いです。

謎(?)の解説も・・・政府の陰謀も・・・なぁ~にもありません!
終末に至る過程も殆どありません、いきなり地球が破滅します!!。

なにより、ニコラス・ケイジが何時にも増して貧相でした…。

この映画に高得点付けてる映画評論家さん・・・まじっすか?…
もとい、(良い所を)理解できない わたくしが悪いのでせう^^;)

って事で、自分的には -☆.★★★★★・・・星-1ヶ…かな
             (あくまでも個人的感想ですよ^^)

◇ "胡椒瓶型短銃"…に付いて

Ethan Allen(Allen & Thurber)社 1840~50年代中頃に製造された
"Pepperbox Revolver"です。
管打(パーカッション)式 ダブルアクション 6連発、150~160年前の
鉄砲でありますが、程度はとっても良く、動作は非常にスムーズです。

実銃ですが、"古式銃"として登録されていて"古美術品"として合法的に
所持する事が出来ます。

実際に発射した形跡もありますので、さて誰が何時・・・何に(誰に^^;)
向かって撃ったか・・・このような古銃を見ていると興味は尽きません^^)。

◇ イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)


ロードムービーが好きです。

デニーロの"ミッドナイト・ラン(Midnight Run)"っと、この
"イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)"は、ロードムービーの
大傑作ではないでしょうか!。

何かを目指し・何かを求めて・何かを追い・何かから逃げて・・・
またはその何かを無くしたから・・・人は旅立つのです。

"Into the Wild"="荒野へ"・・・この言葉だけで心躍ちゃいます!^^)。

って事で、もし未見でしたら是非に!!
"男の子は荒野を目指す"ものですから ^^)

◇ The Hurt Locker

爆発物処理班の活躍を画いたお話、"The Hurt Locker"を観ました。

ストーリー(展:Wikipedia)
"2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな“命知らず”が送り込まれてきた。地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる――。"・・・だそうです。

明確な"敵"との戦いを画いた映画ではなく、イラク派遣兵の不条理感や葛藤を画いているように思いました。

監督:キャスリン・ビグロー(元ジェームズ・キャメロンの奥さんだって)
米国 2009年公開

M9売るんじゃなかった・・・。

面白かったです。
爆発物処理班がそこまでするかねぇ(テロ組織のアジトへ突入とか)・・・って所は
多々ありますし、軍関係者や帰還兵協会(?)から"あまりに不正確だ"っと不快感を
示された・・・ようですが、まぁ所詮はハリウッド映画ですからねぇ^^;)。
何せ、現在進行中の戦争を題材にしているだけに、ただのフィクションでは済まない
のでしょうね(実際に"そこ"に居た人達が観客である訳だすし)。

最後の方で、ジェームズの奥さん役で"LOST"の"エヴァンジェリン・リリー"嬢が
ちょこっと出てた こう言うのが結構嬉しい^^)。

って事で、自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな・・・少ない?。

◇ イングロリアス・バスターズ

エーデルマンさん・メチャゴジラさんご推奨"イングロリアス・バスターズ"を観ました。

ストーリーレビューや見所のお話は、さすがお二方の方がお詳しいので、自分の感想
としては・・・うぅ~ん…ですかね^^;) 期待しすぎたのかな。
幾つかのお話が並列進行するので、バスターズの活躍(?)場面って "えっあれだけ?
って感じでしたし、エーデルマンさんが仰っていた"グロシーン"も まぁそんなに…
キッツイものでも無かったので拍子抜け(版によって違うのかな?)。
お話の筋も、"なんで!そこで○○するの?"って思う所が結構あったし、
"ええっ! ○○が…○○○"は、あれでよかったのでしょうか?。

正直、バタバタしてるだけであんまり面白く無かったです。
自分はタランティーノがあまり好きではないので、逆贔屓目も多分に…ですので、
皆さんの評価の方が本当なのでしょう^^)。

って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな (金返せ!…あっ払って無かった^^;)

◇ 虫干し・・・・


本日も曇天なり、風邪強く肌寒し…もうすぐ6月ってぇのに ったく! _ _)"。

押入れの中に仕舞いっぱなしだったGun誌を、虫干しすべく引っ張り出して
屋上に並べようと運んでいると、パラパラっと雨が舞って来た…ほんと
スキッ! カラッ!! っと晴れた日って、もういつ頃でしたっけ?。

しかし、本って重いですよねぇ。Gun誌だけでも創刊号から持ってらっしゃる
papaさん(chukichiさんも?)など、どれほどのモノなのか想像に出来ません^^;)。
たしか、papaさんはOT誌も創刊号~からっと仰っていたので、よほど広い
(そして丈夫な)家なんでしょうなぁ・・・羨ましい^^)。

◇ BLANK SLATER


まだどうもすっきりしませんねぇ・・・お天気。

アメリカの単発TVドラマ? "BLANK SLATER"を見ました。

記憶を失った死刑囚"アン"は、死刑の執行中に1本の電話で命を救われた。そして、死刑の執行を取りやめる見返りとして、FBIの行う新捜査術 "死者の記憶を移植する" っと言う実験の被験者になることに同意する。アンの罪状はFBI捜査官を惨殺したと言うものであるらしいが、しかし彼女は犯罪の記憶はおろか、自信が何者かも全く覚えていない。アンは自殺に見せかけて殺されたと疑わしき女性の記憶を移植され、お目付け役のFBI捜査官と共に、彼女の死の真相に迫って行く。無事事件を解決に導いた彼女であったが、実はこの実験そのものにある政府機関が関係する"裏"があった…ってお話。

主演:リサ・ブレナー 米国 2008年作品

・・・以下ネタバレあります。
思った通り、女の子版"ボーン・アイデンティティー"って感じでした。
本当の彼女は海外で活動していた秘密工作員で、本来中止になったはずの↑の実験を別の機関が継続している事を告発しようとして、逆にその組織に捕らえられてしまい事件台にされていた・・・のでした。

記憶を移植する・・・っと言ってもその本人に成りきる訳でなく、何かの切っ掛けで対象者の記憶がフラッシュバックする…っと言うものでして、この設定は結構 面白いと思います。
作りは続きTVドラマの初回版風?なのですが、これ単発のTVドラマだそうで、主人公のキャラも魅力的だしちょっと勿体無いなぁ・・・っと思いました。

ストーリー・・・は まぁそんなに・・・なんですが、この主人公のキャラ好きです。
闘う女の子はかっちょ良い!^^;)、続編(続きモノドラマ化)を期待したいなぁ。

って事で、自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな 期待を込めて。

◇ STATE OF WAR (原題:Iluminados por el fuego)


いまだ大雨警報発令解除ならず!! って訳で、溜まったビデオの消化中。

フォークランド戦争を題材にしたお話、"STATE OF WAR"を見ました。

フォークランド戦争(紛争)に付いては、英軍とアルゼンチン軍が戦ったっと
言う以外、じつは殆ど知らなかったです。

ストーリー(展:Wikipedia)
マルビナス戦争の帰還兵の自殺者は290人を超えた。これはマルビナス諸島での戦死者に匹敵する数である。18歳の時に戦地に赴いたエステバンは、同じく帰還兵で戦友のバルバスの自殺未遂を目の当たりにし、彼自身のマルビナス島での記憶が鮮明に蘇る。 マルビナス戦争の只中、彼はマルビラス島に居たのである。彼のあの戦争は、まだ終わっていなかった。

・・・以下ネタバレあります。
お話の流れは良くある帰還兵の回想シーンと、敗戦帰国した戦友が戦争のトラ
ウマを引きずって、挙句に自殺未遂を犯して・・・結局亡くなってしまい、その
慰霊のため当時戦った戦場に主人公が行くってお話でした。

"STATE OF WAR"="戦争状態"っと言う題に引かれたけど、内容的にはアルゼン
チン兵士側の視点っと言う意味ではちょっと変わっているが、話自体はあまり
新鮮味はないかな。 良くある戦争(戦闘)映画なんで、戦場の悲惨さや過酷さ、
不条理さなんかは伝わって来るけど。
しかし、近代の戦争(正規軍戦)とは思えないほど、過酷な環境で戦わされた
アルゼンチン兵士は、本当に悲惨であったろう。

もうちょっと違うモノを期待していたので少し残念。
まぁ、これを機会にWikiでフォークランド戦争に付いてお勉強したので、役に
はたったかな^^)。
また、なにせ敵は英軍・・・銃も装備もほぼ同じなので、白兵戦シーン(しかも夜間)
では、どっちがどっちか分からなかった…。

って事で、自分的には ☆★★★★・・・星1ヶ…かな。

◇ Righteous Kill (邦/ボーダー)


あぁ~、どうもすっきりしない 何か鬱々する><)。

デ・ニーロとアルパチーノが競演した "Righteous Kill"を見ました。

ストーリー(展/Wikipedia)
ニューヨーク市警に勤める熱血漢のターク刑事と冷静沈着なルースター刑事は、これまでに多くの悪人を逮捕してきた名コンビだった。そんな2人はある日、凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人事件に遭遇する。

この2大スターの競演といえば"ヒート"を思わずにはいられませんが…、
いやぁしかしお二方ともお年を召されましたねぇ。
クライムサスペンス? ありがちな、さて真犯人は・・・やっぱりあの人だった
かって展開で、だからどうしたのって。もう一捻りあっても良いじゃない?。
派手なアクション…も無く、お話にたいそうな謎や伏線…も無く、はたまた
あっ!っちゅう どんでん返し…も無く、えっこれで終わるの?って感じでした。
タイム誌が選ぶ2008年映画ワースト9だったとか…納得ですね。
邦題の"ボーダー"も、解らんじゃないけど…なんだかなぁ。

米国 2008年作品。

同僚の刑事役で"ER"クレメンテ先生の"ジョン・レグイザモ"が出てた。
デ・ニーロの恋人(さすがに..これは無しでしょう^^;)の"スパイキッズ"の
お母さん "カーラ・グギノ"ガ好き!!^^)

って事で、自分的には ★☆☆☆☆・・・星1ヶ…かな(わざわざ見る程では・・・)

◇ 戦争のはらわた


ダメだ…風邪がどうも治りきりません・・・すっきりしないっす!!><)、寒気がするしダルイ・・・頭が痛くて鼻水か出る・・・ホントにただの風邪なのかなぁ?っとちょっと不安な今日この頃。

やる事は一杯あれど動くのもシンドイし・・・っと言う訳で、撮り貯めてた
取っときのビデオ "戦争のはらわた"を見てました。

メチャゴジラさん・エーデルマンさんによると、今年DVDが再販されるとか!。
何時頃だったろうか?、TV放映で見たはずなのだがはっきり覚えていない・・・・ひょっとして初見? っと思っていたが、最後のシュタイナーの台詞 "鉄十字章の取り方を見せてやる"っを聞いて、やっぱり見てた!っと思い出した^^)。
ジェームズ・コバーンはこの時47・8歳?・・・、カッコ良すぎない所がまた何ともカッコ良い!。
これ見たら PPShが欲しくてたまりませんね^^;)。

監督:サム・ペキンパー 西独・英合作 1977年製作 (2000年日本語字幕DVD版)

戦争の矛盾やら残酷性やら兵士達の葛藤やら・・・、大概の映画では悪役の独逸兵の側からの視点が面白かった。結局、前線の兵士はどちら陣営でも大して違わず ただ己が生き抜く為だけに戦っていたのだなぁ・・・やっぱ戦争は悲惨だわ。

勿論、評などおこがましい・・・自分的には ★★★★★・・・星5ヶ…です^^)v。

◇ せっかくの三連休…


だったのですが、風邪を引いて"わやくちゃ"でした。
しかも今日は近くの駐屯地では駐屯地祭だったのに….あぁ_ _)m。

今は亡きハドソンのトカレフ、何かフレームにクラック(?)のような筋が
入ってる・・・見なかった事にしよう(・・・やっぱもう1丁買っとくべきか)。

まっ、大きく↓しても(写真は誤魔化せば)目立たないから 良いっかな。
http://61tankar.web.fc2.com/teppou/gun_gu/hudson_TT-33.html

◇ トロピック・サンダー/史上最低の作戦


昨日観たアイアンマンとはロバート・ダウニー・Jr繋がりと言うことで、
"トロピック・サンダー/史上最低の作戦"を見ました。

映画撮影のためジャングルに入った5人の俳優達。撮影は隠し撮りの手法なので、俳優達だけでジャングルを進んで行きます。しかし、途中で主演の"タグ・スピードマン"は他の者達と対立して別れて一人別行動をとります。タグはジャングルを彷徨ううち、本物の麻薬組織に遭遇して捕らえられてしまい、組織のアジトに幽閉されてしまいます。帰路を探すうち偶然麻薬組織のアジとを見つけた俳優仲間を、タグと同じく捕われていた特殊効果係"コディ"・原作者"フォーリーフ・テイバック "を奪還すべく、台本にあった"ウェット攻勢(?)"作戦を決行する…ってお話。

監督:主演は"ナイトミュージアム"の"ベン・スティラー"(知らん) 米国 2008年作品。

B級映画(?)にしてはお金が掛かってそう。クレジット見てから、"えっ! あの人何処に出てたっけ?"っと あとからカメオ出演の俳優探すのは面白かった。

どうもこう言う"アメリカンジョーク満載"見たいな映画は好きじゃないんですが、やっぱり詰まんなかったです(あくまでも自分的にはです)。もしTV放映で観てたら、最初の20分で観るの止めてたと思います…。

エーデルマンさんの"面白かった"のご意見で見て観たけど…これを面白いと思えるには修行が足らないようでした^^;)。
って事で、自分的には ★★★★★・・・星0ヶ…かな。

◇ IRONMAN (アイアンマン)


ちょっと前の映画ですが、"IRONMAN(アイロンマンに非ず)"を見ました。

さすが、本場のPekoさんはもう"2"ご覧になったそうです↓。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1485247058&owner_id=8608635

CMやってた時はあまり興味がなかったんですが、Pekoさんの紹介頁を見ていたら観て見たくなりました。
やはり原作はアメコミだとか。まさにスパイダーマンやバットマンの乗りですが、ロボコップの現代版(軍用版?)って気がしないでもないような…あるような。
これもTVシリーズになるのかな?。ロボコップシリーズの展開と同様 "1"は"IRONMAN 誕生"って感じで、主役のトニー・スタークが如何?何故?IRONMANになったかと、その超能力の披露、その他主要登場人物の相関関係の解説見たいな内容であった。悪役(これもご多分に漏れず、主役と近しい人物)とのバトルは若干あるものの、そんなに大活躍する訳でなく、最後に・・・っがご登場して"2"以降に続く(たぶん)って終わり方。

主演は"ロバート・ダウニー・Jr"(知らん) 米国 2008年作品。

Pekoさんの仰るよう、楽しんで見るのが吉。主役(勿論、大金持ちで大天才 これぞ"The ハリウッド映画!"って^^)の嫌味も程々だし、秘書さんのミニスカートが良い!!。
って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな(たぶん"2"は見ません^^;)。

◇ 少年と犬


メチャゴジラさんご推奨の "少年と犬"を見ました。

解説はメチャゴジラさん頁↓にてお詳しいので。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1481303282&owner_id=3261527&comment_count=4

欧米人の"核戦争後"の世界観って、こんなんなんだろうなぁ…って感じの世界、マッドマックス3を思い出した。ストーリーや展開はまぁ置いといて、ラスト!! こりゃ参った^^;)。
犬の演技が秀逸、90分と短いお話だし是非観て頂きたい。
主演は若き日の"ドン・ジョンソン" 米国 1975年作品。

途中まで(ラスト間際まで)は"うぅ~ん・・"っと思っていたが、ラストを入れて
自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな。

もし、"観て見たいけど 近くのレンタル店にないなぁ・・"って方、
こっそりmail下さい^_-)。

◇ 蟹工船


DVD版 "蟹工船"を見ました。

小林多喜二の小説で、プロレタリア文学の代表作とされる…だそうです。蟹の漁と船上で缶詰に加工する工場施設を備えた漁船で働く労働者の過酷な環境を画いた作品で、1953年に映画化・その他複数の舞台や漫画にもされています。
これは、それをリメイク(?)されたモノ…っと思っていました。
松田龍平(お兄ちゃんの方)主演 2009年公開。

以下、ネタバレあります。
---------------—
一時話題になり気になっていました。小説は読んでないし昔の映画も見てないのですが、たぶん原作とはかけ離れた作品ではないでしょうか(推測ですが)。

蟹工船の漁夫達は、貧乏が故にこの場末の仕事に流れ着き、過酷な労働を強いられている。口の上手い漁夫の新庄(松田)は、"集団自殺"しようっと漁夫達を唆し実行するが失敗。殺されかけた(?)皆は、口では新庄を罵るが妙な連帯感も生まれた。そんな中、小型船で蟹漁中に遭難しロシア漁船に助けられた新庄は、そこで民主化(?)に感化され、どうやってか分からないが蟹工船に戻って来て漁婦達をアジ扇動して団交を決行する。一旦は改善案などの要求を呑ましたが、しかし…帝国海軍駆逐艦の力を借り、漁業監督の浅川(西島秀俊)に形勢逆転され、浅川のルガーで撃ち殺されてしまう。新庄の死で一度は失意した漁夫達だったが、新庄の血に染まった団結旗(?)をはためかせ…ってお話。

社会派風ブラックコメディ・・・これ、なんなんでしょう?。缶詰工場のちゃっちさといい、俳優のいかにも健康そうな風体といい、悲愴感はまったく伝わってきません。就寝時間に車座になって談笑してたり、船内を自由にウロチョロ出来たり、結構楽しくやってんじゃん…って感じです。当時(1940年代?)のロシアが民主的だったかどうか分からないけど、ロシア船上のシーンや、通訳の胡散臭い中国人・・・とても現代の商業映画の水準じゃないでしょう。Vシネでも、もっとましなセット組まないかい?。

松田龍平・・・お父さんに似てるなぁ 今夜は"蘇る金狼"にしよっと^^)。
っで、自分的には ★★★★★・・・星0ヶ(せめて"-"ではない)…かな。

◇ 空気人形


DVD版 "空気人形"を見ました。

中年男が愛玩する安物の"ダッチワイフ"が、ある日心を持ってしまった。
昼間、男が仕事に行っている隙に彼女は近所のレンタルビデオ店でアルバ
イトを始め、同じアルバイトの男性に恋をしてしまいます。
そして街を歩き、人々とふれあい、色々な体験をして成長して行くのですが・・・。

映像が綺麗、主演のぺ・ドゥナ嬢演じる"望"が可愛い(メイド服だし^^)。
オッパイがイッパイ出るしHなシーンもあるけど…、決してやらしくない
ちょっと悲しく 切ないお話です。

以下、ネタバレ・・・
---------------—
は止めときます 是非見て頂きたいから^^)。

純真さゆえの残酷さ・・・結末がちょっともの悲しいのが残念。
たとえベタでも、ハッピーエンドにして欲しかったなぁ。
っで、自分的には ☆☆☆☆★・・・星4ヶ…かな。 お勧め!

また、ぺ・ドゥナ嬢・・・っと言えば"リンダ・リンダ・リンダ"もお勧め!!

◇ シャッター・アイランド


TVの予告編で気になっていた "シャッター・アイランド"を見ました。

レオナルド・ディカプリオ主演、原作はミステリー小説だそうです。

以下、(思いっきり)ネタバレあります。
---------------—
いやぁ、しかし予告編ってどうしてあんなに面白そうなんでしょう?。
心理劇? 謎が謎を呼ぶ・・・みたいなのを期待してたんですが、
ずっぱり違いました。

物語は、精神疾患の重犯罪者を収容する刑務所で、連邦保安官の
主人公が行方不明の患者を探すため送り込まれた…っと言う設定
なのですが、結局は"患者(囚人)"は彼の方で、周りの全ての人は
彼を治療?する為にお芝居をしていた…っという落ちです。
なんか途中で、"そうなんじゃないかな・・・でもこれで終わるわけ
ないよなぁ"…っともう一捻りを期待したんですが 残念^^;)。
だいたい、途中で出て来たレイチェル(本来 行方になったとされる
患者)は誰だったの? あれも幻? それとも彼女も芝居してた…?。
最後の灯台のシーンでローリー博士が、あれ(レイチェルが接触した
のは)"間違った行いだ"っと言っているのはなぜなの?…
どうもすっきりしない結末でした。

主演のディプリオは、この役に向いてるのかな?。もっとこう…、
やつれたと言うか、追い詰められたというかの危機迫る感がない。
日本の俳優さんもそうだけど、"甘いハンサムさん"は沢山いるのに、
"重い物を背負った、男臭い二枚目"は居ないですよね。

セットもちゃっちいし、"山場"見たいな所やハラハラもない…
っで、自分的には ☆★★★★・・・星1ヶ…かな。

◇ 第9地区


話題の映画? "第9地区"を見ました。

エビ型エイリアンが難民として地球(ヨハネスブルグ)に漂着、
第9地区と名付けられた居住区に隔離された。そして20年が過ぎ・・・、
スラムと化した第9地区のエイリアンを、さらに辺境の第10地区
に移動させる計画が持ち上がった…っと言う設定です。
まぁ、突込み所は満載です。よくあるB級SFよりはお金は掛かって
そうですが、有名所の俳優は一切出ないので制作費は安いのかも。
エビ型っと言われるエイリアンが気持ち悪い…どっちかって言うと
虫(マル虫?)系。タフなようだが、通常弾でも倒せる。

以下、ネタバレあります。
---------------—
宇宙を旅して来れる位の科学技術があるのに、なぜかエイリアンには
社会性が無く居住区はゴミ溜・・・スラムと化して、皆その日暮らしを
送っている。政府は新たに第10地区を制定し、スラムの撤去を決定。
第9地区の立退きを推進するために組織されたのが"MNU"。その執行管
(ヴィカス)が、エイリアンのバラックで謎の液体を浴びてしまい、徐々
に身体がエイリアンと化して行く。この液体の正体は・・・エイリアンの
テロ?とかかと思ったけど、何と宇宙船に戻る為の小型艇の燃料!!…。

エイリアンの武器が使えるのはエイリアンのDNAを持った者のみ。
エイリアンと融合したヴィカスを実験台にしようとする政府機関と、20
年掛けて集めたその燃料をMNUに持ち去られてしまい、それを奪還しよう
するエイリアンとヴィカス。MNUの傭兵部隊と、またスラムに住み着いた
ギャングどもとの三つ巴の戦闘を繰り広げます(エイリアンの武器にやら
れると身体がバラバラに吹っ飛び、ランボー4を彷彿される^^;)。

全編がドキュメンタリー風の造り(?)で、かえってイライラしました。
なぜ燃料を浴びたらエイリアン化したのか…っとか、そもそも彼らは
なぜ難民化したのか…っとの説明は一切無し。
もっと裏というか、何か陰謀めいた事があるのかと…そんなのも一切
無しの、ドンパチとバァ~ンっとドベェの映画でした^^)。

まぁ、戦闘シーンは迫力もあったし、全体の展開も早く飽きなかった..
っで、自分的には ☆☆☆★★・・・星3ヶ…かな。