■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之伍 本日は晴天也。

この所寒い日が続いていたが、本日は麗らかな良い日和であった。
朝夕の冷え込みもきびしい時節、タニシ達がどうなるか心配していのだけれど、何とか無事年を越す事が出来そうである。
 
 
気温が低くなり植物プランクトンの働きが悪くなったためか、最近少しだけ水の濁りが見えるようになってきた・・・気がする。

 
それでも、毎日タニ夫は日の差す時間動き回っている。

 
この2~3日姿を見せなかったタニ子さん(ちょっと、もうダメかも…と思っていた)。今日は日中とても暖かかったので、ようやく姿を見せてくれた。

水草が一部が枯れ初めている(?)。酸素の気泡の出方も、暖かい時期より弱いように思う。
 

喫水線は変わりなし(=ビンの気密性は保たれている)。

どうか2匹とも、来年も元気でいておくれ!!^^)。

■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之肆 それでも世界は廻っている。

15日にタニ子を入れて2週間と少し、まだ一度もフタは開けていない。
ビンの中は外界と隔絶した世界。日光以外、食料どころか水や空気さえも外からは供給されていないのに、生態系が保たれ、世界が廻っていることに摩訶不思議。
 
 
仲良き事かな。
————————————————————
最近、わりと寄り添っていることが多いタニ子(左)とタニ夫(右)。
 
 
絶賛光合成中!。
————————————————————
タニ子さんも大きく口を開けて深呼吸。
 
“■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之肆 それでも世界は廻っている。” の続きを読む

■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之参 事もなし。

先週から住タニがタニ子に代り一週間と少し、ビン内の様子は事もなし。
喫水線も下がっておらず、密閉状態は保たれている。水も全く濁っていないという事は、どう言うプロセスでかは分らないが浄化も問題ないようだ。ビンの中の生態系のバランスは、今のところ良好と言う事だろう。

————————————————————

今日もウニウニ這い回っている、タニ子(左)とタニ夫(右)。
こうのような閉鎖環境下で循環型生態系を作ることを、”バランスドアクアリウム”または”ボトルアクアリウム”と言うらしい (展:JAXA頁 “宇宙実験12 瓶の中に地球を作る http://fanfun.jaxa.jp/feature/detail/5666.html“)。

日光が当たると、葉の裏側からプクプクと気泡が出て来る。酸素と食料の供給源であるこの水草が枯れた時が、この小さな世界の終焉だろう。

“■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之参 事もなし。” の続きを読む

■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之弐 タニ子に交代。

ビンの蓋を密閉して約1週間たったが、特に顕著な状態変化は無い。
水の量も減ってはいないけれど、天気の悪い日が多かったが為か、若干濁ってきてる(?)・・・気がしないでもない 今日この頃。

————————————————————
勝手に”雌雄同体”だと思っていたが、タニシにも雌雄の別があるとの事。

本日よりのペアは、左が新参入のタニ子、右が先タニのタニ夫。

元住タニの2匹。こんな狭い空(水)間に野郎同士だったとは・・・、まったく申し訳ない事をした。

“■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之弐 タニ子に交代。” の続きを読む

■ 不定期観察記 “閉鎖生態系”。

“無線と実験”・・・ならぬ”無銭(de)実験”
カテ趣旨:極力お金かを掛けず(正確には掛けれない)、実験なり観察なりをして見よう。

毎度、アカデミックな実験や工作をなさっておられる”ラジオペンチさん“の記事 “Arduinoを使ったアクアリウム照明コントローラー“を拝見し、前々から考えていた実験・観察を開始した。

題:閉鎖(密閉)小域における生態系持続の可能性について

水草に日光が当たると、葉から気泡がポコポコ出てきれい。

このビンに水草とタニシを入れて、本日で1週間が経った。
当初、水草が浮いてしまったり、また数も入れ過ぎていたのを取り出したり切ったりしたのと、水草を底に押さえる為に大きめな石を入れ出ししたりと色々いじくっていたので、ずっと水が少し濁っていた(水と水草は替えていない)。
この状態にして2日経ち、水も澄んで中の様子も落ち着いたようなので、本日よりフタを密閉して記録の開始日とした。

“■ 不定期観察記 “閉鎖生態系”。” の続きを読む