■ 希少品?・お宝? “支那事変記念章” …昭和も遠くに成りにけり。

本記章は昭和17年(1942年)に制定され、支那事変に多大な貢献をした軍人(支那事変従軍記章授与資格者)以外の者に対し贈られたモノなのだそうな。
 

綬(リボン)が失われているのが惜しい。

自分がコレらを入手したのは少し前なのだが、まぁどうせありふれた品であろうと思い放置していた。
それが、昨日なにげにちょっと検索してみたら、けっこう希少なモノであったらしくたいへん驚いている(あぶなく処分するところだった^^;)。
 
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■ “バーチャル電子ブロック”と、”LinuxOSに改装”…の現状。

バーチャル電子ブロック。
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電子ブロック(展:Wikipadia)”は、我々世代にとってとても懐かしい科学玩具の一つ。その電子ブロックの動きを、PC上でシュミュレート・再現したアプリが、”バーチャル電子ブロック”である。

電子ブロックは、はじめから学研から発売されたものと思っていたが、元々は現在このアプリを販売している”電子ブロック機器製造(株)“の製品だったそうな。

起動画面は、まさに往年の”電子ブロック”そのもの。
 
 
回路制作。
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実機と同じように、基盤(?)上に電子部品が入った各種ブロックを連結して回路を構成する。

かりおかさん(“かりおかの実験室“さん)がUPされている、”電源を入れたとき、切ったときに一瞬リレーがON-OFFする回路“を再現してみた。

回路上のスイッチを入り切りするたび、ランプが一定時間点灯する。また点灯する時間は、パラで繋げたコンデンサーの容量で変化することも確認できる。
 
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◆ 60年代 日本製モデルガン登場前夜 “Mattel Shooting Shell FANNER”。

リアルな日本製モデルガンが登場するのは1960年代中頃で、それ以前の先輩諸兄はこのような海外製の”CAP-GUN”を愛でて溜飲を下げておられたそうな。

アイスクリーム用スプーンのようなハンマーが、FANNERの特徴である。

Blog “晴耕雨読 PartⅡ”主の忠吉さんは、このFANNERでリアルに遊ばれていたとか^^)。→記事:“マテル/ファンナー”

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◆ こんなに小さかったっけ?・・・マルシン ジュニアガン “WALTHER P-38″。

子供の頃遊んだ玩具をまたこうして手にすると、その頃の感覚が何度も思い起こされる。やっと貯めたお小遣いで果たしてどれを買おうか、プラモ屋のウィンドウに並べられた玩具Gunを飽きずに何時間でも見ていられた。

マルシンのジュニアガンシリーズは、当時小学生の自分がやっと買える金属モデルガンであった。っても、Jr.SAAやJr.ガバは何丁も買った覚えがあるが、P-38は近所の兄さんに貰ったコクサイのフルサイズモデルガンを持っていたので、結局これを買うことはなかった。
今こうして40年以上ぶりにその現物を手にすると、”こんなに小さかったっけかなぁ・・・”っと感慨も一入である。

この頃のマルシン製金属モデルガンの表面仕上げやメッキはとても悪く、磨き上げたようなCMCやコクサイ製のモデルガンに比べると、どうしても二流品的な印象があった。
品質差で行くと、CMC>コクサイ>MGC・マルシン>ハドソン>マルゴー・スズキ・etc.・・・ってな感じだったろうか。しかしこの中で、現代でもモデルガン事業を継続しているのがマルシン工業だけとは、如何にも寂しいものがある。

◆ ブサカッコイイ!ぜ “Charter Arms TARGET BULLDOG 44SPL”

勿論! カナマル商事(・・・ってこちら本業は何屋さん?)製、CAWなんて高級Gun具には縁は無い…悲しい。

銃口の”蓋”が笑える^^;)。。

こんなSaturday Night Specialに、”Target”なんて本当にあったのか?。

後の”タナカ ペガサスシステム”の礎となったとされる(?)、故 六人部氏が考案された内部機構。
こう言うGun具らしいGun具が、自分は大好物である!!。

何処と無く”ニューナンブ M60″を彷彿とさせる、ブサカッコ良さ!。
しかし、こんなんで44口径なんて撃ったら怖いやろなぁ…。
 
玩具鉄砲写真庫→”Charter Arms TARGET BULLDOG 44SPL
 

■ 八路軍 抗日名枪 “驳壳枪”。

M712を模したチープGun具、略1/1サイズで結構良く出来てる。

カートは無く、プラの弾(先端はスポンジ)を2~3mも!飛ばせる。
 
グリップ周りの雰囲気は、M712と言うより”ボロ・モーゼル”な感じ。
フタ(外れる)をされているが、ストック用Tスリットもちゃんと入っている。
  
マガジンはライブで10発入る。

タンジェント リアサイトも可動。
撃った瞬間にピョッコンっと跳ねる所も再現されてる^^;)。

米発Youtubeで見たが、この玩具をベースに”ハン・ソロ”のブラスターガンをカスタムしてる方がいらっしゃる。

米国では$17程で売られてるようだ。
Zahar Toys, Mauser c96 Shiny&Colorful Pistol
 

■ “タカトク TM-Gun” 其の弐 昭和ボーイズガンの代名詞 “TM-07型”について。

“TMガン”と言うより、製品名の”SS-9000″としての方が名が通っている”TM-07型”の世代変貌について。
※以下は全て個人による考察であり、その内容の正確性を何ら保証するものではありません。誤認・記載間違い・訂正加筆などお気付きの点がございましたら、ご指摘願えれば幸いです。

上より
 初代”SS-9000″=”7mmテルテル坊主弾”仕様 鉄製銃身
 2代目”SS Super 9″=”7mmつづみ弾”仕様 アルミ製銃身
 3代目”UX Super 9″=”6mmBB弾”仕様 アルミ製銃身
 ※ストックの色は総じて古いロットの方が濃いが、個体差も大きい。
意匠には殆ど違いが無く、外観からそのモデルを見分けるのは難しい。

“TM-07型”は改修に合わせて2回製品名も変更されたが、しかし改修の内容(下記様)は限定的で、銃身(口径)以外の寸法・意匠・機構的には略同じ物と言って良い。最終のUX型が市場から見られなくなった1990年代初め頃まで同じ姿・同じ機構で製造・販売され続け、またその亜種が現代でも製品として売られている超ロングセラーGun具である。

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■ 昭和ボーイズガンのもう一勢 “タカトク TM-Gun” 其の壱 “TM-01型”について。

60年代中頃に、ナカヤ銃砲・マノック(マノク商事)・増田屋・啓平社陣営 の”BS-Gun”で始まった昭和ボーイズガンのもう一勢といえば、1973年頃登場した”タカトク・マツシロ”の”TMガン”シリーズである。
※本文全て個人による考察であり、その内容の正確性を何ら保証するものではありません。誤認・記載間違い・訂正加筆などお気付きの点がございましたら、ご指摘願えれば幸いです。

“TMガン”の正確な発売時期は不明であるが、シリーズ最初のモデルである”TM-01″のレシーバー上の刻印が”1973″っとなっているので、1973~74年(昭和48~49年)に発売開始と見て間違いないであろう。
ナカヤ銃砲のコルク銃を基にしている”BS-Gun”シリーズが、撃って遊ぶ事を主眼にした”エアーガン(ストライカーガン)”であったのに対し、”TMガン”シリーズは擬似カートを使った装填・排莢っと言った”アクション(射撃のプロセス)”も楽しめる”トイガン”である。
 
 

上段:TMガン最初の製品である”TM-01 (ゼロワン)”
下段:”TM-01″の後継機である”SS-5000″

“TM-01型”は、この後も順次仕様変更されながら”SS スーパー5″・”UX スーパー5″っと名を替え1990年頃まで長きに渡り製造・販売されていくのだが、意匠は2代目の”SS-5000″のまま殆ど(全く?)変更されず、外観からは各モデルを見分る事は難しい。

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■ 気分は競技用エアライフル “BS-81″。

“BS-81″型は販売されていた期間も長く、相当な数が売れた思われるため現在もわりと見られる機種で、売り物も多く比較的入手し易い”BS-Gun”である…のだが…(後述)。


何処となく、旧いワルサーの競技用エアライフルって趣を感じさせる・・・?。


※あくまでも個人的考察による“BS-Gun”譜系図。
“BS-Gun”って、長い期間(約20年間)、数販社から販売されていたためか沢山の種類があるように思われているが、単発式モデルは実質”BS-52(65)・81・K501″の3種類しかない。

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■ 考察 “8連発 BS-Gun”の譜系について。


 
何時の間にか、”8連発式 BS-Gun”の各モデルが集まってしまった^^;)。


“BS-Gun”譜系図 (※あくまでも個人的考察に寄るもの)。
とても不思議なのだが、この”BS-**”と言うナンバーリングには何か規則性があったのだろうか?。

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