■ コンデジ用ワイコン自作・・・の準備の準備編。

コンデジ用ワイコンが作りたくて、凹レンズを調達するために古いビデオ
カメラをバラしレンズを取り出した。
一体型のユニット。
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デジカメのレンズユニットと違い、ビデオカメラのレンズユニットは
比較的簡素に(チープに)出来てるので、バラすのも簡単(もちろん、
再度組み立てる積りが無ければだが^^;)。

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■ “Canon IXY DIGITAL 10 Interval Shot”

何時ものように、工作系のHPなどぶらぶらしていると、Canonのコンデジを”インターバル撮影対応化”できると言う項に行き当たった。
ネタ元は海外のコンデジフォーラムらしいが、ファームウェアを一時的に書き換え、普通弄れない様なカメラの設定を強制的に制御しようとするものらしい。ソフト自体もオープンソースで、また有志による様々な追加スクリプトが公開されてる。
“Interval Shot(微速度撮影・定間隔撮影)”のスクリプトも何種類か在るようで、手持ちのIXY DIGITAL 10(液晶割れジャンク)に一番簡単そうなのを導入して、実際に動かしてみた。
起動画面。
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a:”Interval Shot”になっている間は、画面最下にこのような表示が出る。
b:スペシャル機能作動中の起動画面。もちろん撮影時は消せる。
実際に動かしてみると・・・
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設定は”1秒間隔でシャッターを切る”にしているが、書込みに時間が掛かるようで、1枚撮るのに3秒ほど掛かってしまうようだ。
“Interval Shot”設定画面。
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ここで各種撮影時の条件を設定できる。
この画面では・・・、
1)シャッターを押してから最初の撮影までの時間:3秒
2)撮影枚数:300枚
3)シャッター間隔:1秒 (実験通り、IXY DIGITAL 10では最低3秒間隔ほどになる)
っとなる。
対応機種。
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一山幾らで買ったジャンクのIXY DIGITAL 10も、これで日の目を見れた。
本体はまったく無改造だし、ファームウェアの書き換えも一時的なものなので、カスタムファームが入ったメモリーを抜けばノーマルの動作に戻る(カメラ内のファームを、カスタムに書き換えてしまう事も可能)。
件のフォーラムには、結構古いモデルから各機毎の改造ファームウェアが公開されており(※非対応機種も在る)、このプロジェクトがかなり昔から存在したものと思われる。
しかし・・・、こう云った”魔改造ちっく”な遊びに関しては、海外のオタクさん達にはまったく敵わんなぁ。こう言うのを見ると、自分に英語の読み書きが出来れば、もっともっと面白い項に行き会えそうなのに・・・っと口惜しい限りである。

■ “OLYMPUS CAMEDIA C-700UZ”

写真は、ファインダーを覗いて写すもの。
デジ一眼や擬似一眼は敷居が高いけど、EVF(電子ビューファインダー)付のコンデジは、如何にも写真を撮っている感が楽しい。
相互撮影
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いつも使っている”Canon PowerShot A-520(↓)”で、C-700UZを写す。
A-520は一応光学ファインダーが付いているが、これは全く役に立たない。

“C-700UZ(↑)”でA-520を写す。
この頃のオリンパスコンデジは、インターフェースがとにかく使い難くてイライラする。
流石に200万画素では・・・
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画が荒いこと^^;)。ウェブコンテンツ用(↓の柿壱号・弐号(480×360)はC-700で写した)やスナップ程度なら何とか見られるが、その為に今更コレを持ち出す必要もないか。
記録メディアがSDか、せめてもCFなら改造してリモート撮影用機などに使いたいが、SMでは撮影枚数も限られてしまいそんな用にも向かない。現代となっては、何とも潰しの利かない残念なカメラである。

■ もっと画角を!。

今朝方4時頃、近所で火事があったらしく消防車のサイレンで目を覚ました。
それから寝付けなくってしまい、空が白みはじめたので屋上に出て、ぼぉっと
雲なぞ眺めていた・・・あぁ人生って何ぞや…。
北の空に変な雲が浮かんでいたので、デジカメを取って来て写して見たが・・・
なんか違う・・・”大っきい!”感が。
もっと広く写したい。
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広角側で普通に写したもの(35mm換算で28mm相当)。
なんか”ベタッ”とした感じ・・・。

雲を中心に上下左右を4枚写し、それをパノラマ写真の要領で合成したもの。
画角的には、↑のより1割くらい広い感じ、奥行き感も増してると思う。
“Pana Lumix DMC-FX07″は、ズームが28mm~からとコンデジにしては比較的
広角寄りの設定になっているが、それでもやはりもう一段広い画角があったらと、
無い物ねだりをしてしまう^^;)。

■ “Cマウントレンズ テスト用”

簡易な赤外線暗視カメラを作ろうと、防犯カメラやCマウントレンズの
ジャンクを集めている。
白レンズ?
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20130613_pana_sv-av10-1.jpg
何用途用か分からない、”CANON 11.5~90mm”っと言うズームレンズ。
防犯用白黒CCDカメラを買った時に、おまけで貰ったカラーCCDカメラを、
Cマウントレンズのテスト用にしようとBNCコネクターをRCAに改造中。
“Pana SV-AV10″を背負わせて、録画もできるようにして見た。
有り合わせだったが、この組み合わせでちゃんとした架台を作るのも面白
そう。防犯カメラは元々業務用向けなので丈夫なのだろう、ジャンクとして
数台買ったが、決定的に壊れているモノは今の所ない。

■ “クリップ式 汎用簡易型カメラ架台”

こう云うの、いかにもそこら辺で売っていそうで・・・結構ない(ある?^^;)、
大型クリップ式のデジカメ用簡易架台。
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ミニスポットライトの乗っていた大型クリップにΦ8の穴を開け、ジャンクの
監視カメラから取ったミニ自由雲台(?)をボルト止めしただけ。
開幅は40mmくらい、カメラの向きは前後左右各180°に固定可能。

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こんな風に、窓の桟に挟んで外を写す簡易監視カメラとして使いたくて作った。
けっこう不安定な場所だが、クリップのスプリングが強力なのでコレくらいの
カメラなら不安はない。中型のカメラも付けたいので、更にクリップを2ヶ式に
して取り付け自由度を増すべく思案中。

■ 写真の修復をしてみた。

今日も10本ほどネガをスキャニングしてが、なかにはネガが無くプリントした
写真だけが入っている袋もあった。もう全て数十年前の写真ばかりなので、退色・
変色しているのものばかりである。
写真が経年で劣化していくのは、化学変化として致し方ない事である。
ネガがあれば元画の復元は容易いが、”写真”しか残ってなければそれから修復
して元画に近付けるしかない。デジタルが身近になった現在は、素人でも簡単に
(ある程度は)補修や修復が出来るのはありがたい。
38年前・・・
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昭和50年は1975年。明るい未来を夢見て、日本中に活気がある時代だった・・・
まさかこんな新世紀が待っていようとは露とも知らず。
この日の事はよく覚えている。小学3・4年生だったろうか、一日中 京都の街を
駆け回って写真を写して歩いた、楽しかった思い出である。
もちろんカメラは”PEN”を持って。
スキャナで読み込み。
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実際の見た目は、もう少し退色して見える。
レベル調整。
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元画は構図が少し右に傾いでいたので、傾きも補正。
色目のレベルの調整は、金閣寺の一段目の白壁と空の色を基準にを行った。
仕上げ。
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不要部のトリミングし、シャープを少し掛けて出来上がり。
デジタルならでは。
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もう一つの写真も同じ手順で補修したが、こちらは金閣寺の”金色壁”を
若干強調するようにレベル調整してみた。
こう言う遊びが出来るのも、デジタルならではだろう。
この2枚と一緒に、同じ日に写した親父さんの写真が入っていた。
気付けば、今はもうこの親父さんより歳をとっている自分が・・・なんだかなぁ・・・。

■ 発掘ネガ

“毛斯倫大橋”
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20130530_muslin_oohashi-1.jpg
昭和20年代後半~30年代前半頃の風景じゃないかと思われる。
この橋は、自分の小さい時分に台風で真ん中から半分くらい崩壊して流された。
現在は、
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20130530_muslin_oohashi-2.jpg
アーチ型の鉄橋に架け替えられている。
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20130530_muslin_oohashi-3.jpg
かなり川幅があるのに、橋桁が2本しかなく、独特なアーチ形状をしている。
ここは2本の川が合流する地点に橋が掛かっており、水量が多く流れも強い
場所なので、旧橋は大きな台風の度に被害を受けていた。
故に新橋(現在の橋)は、川の中程の流れが特に強い場所の橋桁を無くし、
頑丈なアーチ型の橋になったのだ・・・っと昔聞いた覚えがある。

■ “ハーフサイズ”と、OLYMPUS “元祖 PEN”について。

本日も”ネガフィルムのスキャニング“を30本ほどしたが、全然減らない・・・。
全部で150本くらいか?っと思っていたがさにあらず、現在まだ1/10も取り込ん
でないかも知れない…。
“ハーフサイズ ネガ”
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a:上の35mmフルサイズ(?)っと比べて。
  画面サイズは半分ではなく、真ん中のスリット部があるので更に狭い。
b:アスペクト比も違う。このまま焼付けすると上下(左右)をトリミングされるので、
  実質の画面サイズは4割ほどか。
ハーフは画質が悪いと言われるが、デジカメの1200万画素機と500万画素機との
差のようなもので、スナップ版程度ではそう変わらない。むしろ、全操作が人任せ
の時代なので、”腕の差”の方が顕著に現れるだろう。
エコカメラ?。
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a:”OLYMPUS-PEN” 初号型。
b:かなりボロくなったが、オリジナル(“Pen”の名入)皮ケースもある。
フィルムカメラ自体が廃れてしまった今、”ハーフサイズ カメラ”なぞ覚えてる
人の方が少ないかもしれない。ハーフとは、35mmフィルムをタテに半分づつ使い
一コマに2枚写真が写せるっと言うもので、確かにフィルムや現像代は1本分で
済むが、DPE(全プリ)代は倍掛かってしまう・・・。なんか、カメラ業界(?)の騙るに
落ちた感が無きにしもあらず。
総機械仕掛け。
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a:正面。電気系など一切無しの、”フルマニュアル”仕様。
b:背面。もちろんファインダーは縦長。
c:絞りを選び、シャッター速度を決め、写距離を測って・・・”人”が撮影する。
錆とるし・・・最後にこのカメラを使ってから30年経ってしまった。
意外と大きい。
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a:PENって、もっと小さいイメージだったが、改めて現在のコンデジと比べると
  意外と大きい・・・ってか現代のコンデジが異様に小さいのか。
b:50余年の技術の進歩を感じる・・・、まだこれから先もあるのかな?。
このカメラ、元々おかんの嫁入り道具だったもので、結婚した年から考えて発売年
(1959年)に購入したものと思われる。新婚当初は自身でも使っていたみたいだが、
もとよりマメな人でなく、なにより他の人を写そうなどとの思いもあろうはずもなし・・・、
いつしか子供(自分)用カメラになっていた。
今日、引っ張り出して来たのは10年ぶりくらいか。もうフィルムを詰める事はないかも
知れないが、さすがにこのカメラは捨てられない。

■ ネガフィルムをスキャニングする。

親父やおじいちゃんが撮った写真のネガフィルムがいっぱいあるが、ぜんぜん
整理できないでいる・・・。
透過方式。
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a:ネガの入っていた袋には、”昭和39年 5月4日 伏見城都をどり”っとある。
b:透過ユニット付スキャナ。
c:”EPSON GT-7600U” 相当旧型のスキャナなれど、まだまだ使える。
ネガフィルムをスキャナで読み込む場合、本来は”透過ユニット”などで裏側から
フィルムに光を当てる方法が取られるのだが・・・。
直読み。
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a:白黒ネガなら、普通に原稿台に並べて”ベタ焼き”風に直読みしても・・・、
b:ちゃんとスキャニングできる。
c:それをソフトで”ネガポジ変換”すれば、”写真(ポジ画)”になる。
直読みでの出来具合はこんなもの。
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a:姉ちゃんと自分(生後2ヶ月くらい ^^;)。
  フラットヘッド型は、どうしても原稿台の汚れ・ゴミが映り込んでしまうので、
b:読取後にレタッチソフトでゴミを消して色調も調整するとこうなる。
c:セピア調にしてみた。
バラバラのネガも、
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a:ざっと読み込んでおいて
b:切り出し、
c:ネガポジ変換すれば、復元できる。
“竜馬像”があるのは高知県土佐の桂浜。
叔母ちゃんと再従兄弟達かな?、たぶん昭和30年代前半だろう。
これでほんの一部、
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a:フィルム30本分位。だいぶ捨てられたが、そでもまだ別の箱にフィルム
  100本分以上はあろうか。
b:袋に書き込みがあって写した日付が推定できるのは、昭和30~40年前後が
  多いが、無記のものは戦後直ぐの様な風景が写っているものもある。
c:”ブローニー版(?)”のネガ。別の箱には、”ガラス板のネガ”もあった。