■ “手動お座敷ボール盤”

これは、”林メカトロ工作研究室”(現 “林ホビー工作研究室“) 様のキリ番
ゲットの賞品で頂いた物だったが、自分なりにモディファイしてみた。
(似たような物は、Amazonなどで”卓上手廻しボール盤“として売られている)
After:Before
-----------------------------------------------------------------—

a:使ったのはハンドルと台座・・・それ以外は作った。
b:元はこんな容だった。※ずいぶん前、学研から全くこのままの姿の物が
  市販されていたが、あれは”つくば工房”製が原型だったようである。
Idea!
-----------------------------------------------------------------—

ハンドルは流用させて頂いた。
こんな小さなハンドルでも、対面に錘が付いてると付いて無いとでは回し易さ
(バランス)が全然違う!。
Rinnさん(“林ホビー工作研究室”主さん)の発想は流石である。
Original
-----------------------------------------------------------------—

ここは独自に考えた”ボール軸受け”・・・もどき。
元々のフレームは角パイプの溶接物で、立ち(座面に対して直角)の調整
などは出来なかった。はじめは良かったが、だんだんシャフト穴が大きく
なってくるとぐら付くようになり、立ちも狂ってくる。
そこで、スリーブ部をボール状にし前後左右に自由度を待たせる事によって、
後からでも立ち角度の調整が出来るようにしてある。
Original Ⅱ
-----------------------------------------------------------------—

a:元はRinnさん考案のM6ボルトを使った擬似コレット仕様だったが、これを
  Φ6mmシャフトを使ったオリジナル方式に替えてあるので、シャフトを差し
  替える事でキリ交換する。また、シャフト穴径の6mmは、M5~M8タップの
  シャンク径と同じなので、ここに直接タップを差し込む事もできる。
b:擬似コレットの素材は溶接棒の被覆を剥いだ心材。”探式芯出穴開法“で
  中心穴をあけ、”丸棒横穴空冶具“で側面にΦ2mmの穴をあけてM2.5の
  タップを切ってあり、イモネジでキリを固定する。