さすがに自分らの歳では、もう"戦争"・"終戦"っと言ってもあまり感慨はありません。
大戦時、おじいちゃんはもう徴兵年齢を超えていて、親父はまだ子供。他に親類といえる範囲で従軍した人が居なかったから、身近な人から戦争(戦地)の話を聞いた事が無かったっと言うの事もあるでしょう。
今日、TV映画で"真夏のオリオン"を観ました。
戦争映画って、やたらと人生訓や死生観、友情・戦友、軍隊の不条理等々を説いたものが多い中(そればっかり?)、死を賭ける事を美化したりせず、それでいて淡々と任務の為に全力で戦う若き潜水艦艦長の姿は新鮮でした。また、こう言う映画に付き物の、部下を無意味に殴る=精神論的なおバカなシーンが無かったり、最後は"玉砕して華と散る"ってあほらしいラストでなかったのも良かったです。この映画、もう一度ビデオで観て見たいなと思いました。