■ 考察 “8連発 BS-Gun”の譜系について。


 
何時の間にか、”8連発式 BS-Gun”の各モデルが集まってしまった^^;)。


“BS-Gun”譜系図 (※あくまでも個人的考察に寄るもの)。
とても不思議なのだが、この”BS-**”と言うナンバーリングには何か規則性があったのだろうか?。


8連発 BS-Gunはこのモデルから。
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ネットに点在している情報・資料など検案すると、1968年(昭和43年)頃に”BS-16・18・21・25″の2機種4タイプが同時に発売されたようだ。
“BS-18(16)”・”BS-25(21)”とも、プラスチック製の銃身・回転弾装と木製のストック以外は全金属製である。


なにぶん資料が少なく、この”BS-18″の製造年代は不明。
“BS-25″の方は、”啓平社”ブランドの1979年前後の製品と思われる。


こちらの”BS-25″は、木製ストックの材質(桜?)や仕上げ等の違いにより、上のモデルより製造時期が旧いモノであろうかと。


“BS-18(16)”と”BS-25(21)”は、同じ8連発式機構で同時に発売されたものだが、”BS-25(21)”の方は何時かの時期にフルモデルチェンジした模様で、新旧タイプには部品や木製ストックの互換性は無い。


“BS-18″の全体に丸みを帯びたデザインに対し、”BS-25″は直線基調である。”BS-18″のトリガーガードは鉄の平板を簡単に丸めたもので、これは最初期型”BS-Gun”の特徴でもある。


銃身下予備弾入れの差異。筒はどちらも鉄製だが、”BS-18″の方は金属製蓋(アルミ製)でネジが切ってあり、”BS-25″の方は蓋はプラスチック製で嵌め込んであるだけ。


参照させて頂いた資料:「みょうちん」の徒然日記 様→ BSスプリングガン 2
上から2丁目が”BS-18″、3丁目が”BS-21(5丁目が同 “BS-25”)”。このイラストを見る限り、ストックのデザインが違う以外、殆ど差異はないと思われる。
「みょうちん」の徒然日記 様→ BSスプリングガン 記事にて、”ナカヤ製”の最初期型と思われる”BS-21″を紹介されておられますが、やはり弾装・銃身周りなど”BS-16(18)”と同じ部品であるようだ。

いつの間にかカタログ落ちした”BS-16(18)”と違い、”BS-25″型は時期により都度の仕様変更がなされながら、”BS-Gun”の広告が見られなくなるまでの長期間(1968年頃~1980年頃まで)生産・販売され続けたので、現在も結構な数の個体が生存しているようだ。


小型(ボーイズサイズ)・廉価(全樹脂製)版の原型は”BS-18(16)”。
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最近”BS-18″を入手するまで、”BS-17″等の全樹脂製廉価モデルは”BS-25(21)”を原型にしているモノと思っていたのだが…。


全体的なスタイル・雰囲気がとてもよく似ており、この”BS-18(16)”が樹脂製モデルの原型である事は間違いないだろう。


特徴的なレシーバ後端部の意匠。ポンプ筒のサイズ違いも有り、部品の互換性は無い。もちろん、”BS-18(16)”の方はこの後端部も金属製である。


ボーイズサイズらしく、グリップはかなり細くなっている。


材質の違いはあれど、銃身基部の意匠もそっくり。ただし、ここもネジ穴の位置が違うので互換性は無い。
“BS-17″の方には、リアサイト前部分と予備弾入れ筒の下部にリブが追加されているが、これはプラスチック化に際しての補強と思われる。


“BS-18″の方はエアーガン(空気銃)ではなく、ピストンに針が付いているストライカー式(押し出し式=大きな銀玉鉄砲^^)である。
参考頁:古いトイガンとかいろいろ 様 → BS-Gun

 
参照させて頂いた資料:ネット収集画


廉価(全樹脂製)モデルは同型2タイプ。
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“BS-17(37)”と”BS-15(11)”は、レシーバ後端のデザイン(部品)と銃身下予備弾入れの有無以外殆ど同型である。
関連記事:■ あぁ 郷愁の”BS-Gun (BS-17 オリジナルスコープ付)”。

何故、殆ど同型のモノを一部意匠を変えて製造したのか?は疑問であるが、これは製造していた場所(会社)が別々であった為ではないだろうか・・・っと推察される。


スコープはもちろん共用できる。


ポンプ筒上にあるスコープマウントは、”BS-15(11)”=レシーバ一体成型であり、”BS-17(37)”=別部品となっている。これは、少なくともレシーバ(ポンプ筒)の金型は2つ以上あったと言う事になる。


弾装部・銃身部は同じ部品であり、相互に交換も可能。


“BS-17″はトリガーが板状のアルミ製で、”BS-15″の方はプラ成型品である。これは仕様の差ではなく、製造時期の違いであると思われる。


参照させて頂いた資料:ネット収集画
往時のカタログでは、実質1機種をスコープ付属の有り無しを含めて、8バリエーションに展開させている


鬼っ子 “BS レバーアクション(高級銃)”。
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関連記事:■ もう一丁のBS-Gun “レバーアクション高級銃”。


じつは、BS・レバーアクション銃はかなり小型である。


“BS-25(21)”とは銃身ASSYのサイズは略同じなので、相互に取り替える(一応 装着する)事は出来る。しかし、”BS・レバーアクション”の方には弾装送りのラチェット機構が付いているので、弾装(“BS-25(21)”=プラスチック製・”BS・レバーアクション”=金属製)ともども部品としての互換性は無い。

参照させて頂いた資料:古いトイガンとかいろいろ


日米 玩具鉄砲比べ。
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“BS-Gun”の資料を探していて、旧い旧い中田商店のカタログに行き当たった。


関連記事:◆ Mattel (1962) “Winchester Saddle Gun


参照させて頂いた資料:昭和39(1964)年発行 中田商店カタログ(ネット収集画)

「■ 考察 “8連発 BS-Gun”の譜系について。」への9件のフィードバック

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    注目して頂きたいのは”BS-18″ですね^^)。
    ここ2年くらいオクのBS-Gunに注目していますが、この個体以外の”BS-18(16)”を
    見たことがありません。
    型番があるのは知ってたんですが全く情報がなく、実際には売られてなかったん
    じゃないか?、っとすら思ってました。
    (昔の通販て、広告・カタログと全然違う商品が送られてくる・・・なんてザラでしたから^^;)

    >南部十四年式拳銃・・・
    ハドソンの十四年式の発売が、1967年(昭和42年)だそうですから、この広告は68~69年頃
    だと思います。
    もちろん、当時のモデルガンは”黒くて・重くて・銃身筒抜け”ですね。

    ウチの十四年式↓は、ロッキングラグのある通称”N2″といわれるモノです。
    http://ayijak.web.fc2.com/teppou/gun_gu/images/hudoson_type14_01.jpg

    画像処理で、こう言う↓お茶目も出来ま^^)
    http://ayijak.web.fc2.com/teppou/gun_gu/images/hudoson_type14_02-02_bk.jpg

  8. どもども、鍛冶屋旅団長殿。

    いやはや、なかなか掘り下げると深い世界ですなあ。
    ちょこっと掲載している「南部十四年式拳銃」に興味深いですが。
    こうしてみるとカッコイイですね。男の子心をくすぐるものです。

    レバーアクションライフルは薄っすらと持っていた記憶があります。
    それがBS弾モノだったのか覚えていないんですが、親が安全性を考えたのかケチだったのか、玉が無かったので定かではありません。多分、後者でしょう。
    割と乱暴に扱っても壊れなかったですから、丈夫だったんでしょうねえ。

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