■ 固着した”ワイヤーケーブル”の再生

錆びたりゴミが溜って固着したワイヤーケーブルを、再生して使う”清貧修理”。
(今どき、錆びたケーブルを再利用する人なんて居ないんだろうなぁ^^;)
両駒
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固着した変速機用のワイヤーケーブル、強く引っ張ると中で切れる恐れがある。自転車のブレーキワイヤーのような片方が開放されているタイプなら、中のワイヤーを引き抜いてメンテすれば良いが、両端に駒が付いているタイプではそうも行かない。
(昔、この駒が外れた(切れた)のも、ハンダ付けで修理した事がある)
ケーブル内に注油する。
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使うのは、小さなビニール袋と輪ゴム、オイルは機械油なら何でも良いだろう。

ビニール袋でケーブルの片方にオイル溜りを作り、

a:吊るすか柱にでも立てかけておけば(毛細管現象で?)自然に流れ込んでいく。
b:一時間ほどで反対からオイルが滲んで来て、この後 真っ黒なドロドロが出て来た。
c:※CASIO QV-2900で撮影。手持ちでここまで寄れるマクロはホント凄い!。

■ “PEUGEOT COLIBRI-16”

ちゃんと使えるミニベロ(小径ホイール車)が前から欲しかった。
折り畳めない、”折り畳み自転車”
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畳めるのは、ハンドルポスト基部のみ。フレーム・フォーク・ハンドルポスト・シートポスト・・・等々、全アルミ製のため見た目の大きさ以上にとっても軽い。また、フレームが折れない分全体の硬性感も高く、よくある折り畳み自転車のフニャフニャ感はない。
ハンドル部を折ってシートを下げれば、キャリア(溶接されてて外れない)をスタンドにして立てて収納できるが、頭でっかちなので安定が悪く簡単にひっくり返る^^;)。
“PEUGEOT”っ言えど・・・
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a:車の”PEUGEOT”とは関係ないらしい。
b:”COLIBRI”とは”ハチドリ”と言う意味だそうだ。
結構早い!
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幼児用自転車と同じ16インチホイールとは言え、高ギヤ比7速で普通に走る分には26インチママチャリと同じくらいの巡航速度で走れる。
しかし・・・、小径ホイールゆえ段差や落ちている石ころに乗り上げると簡単に転びそうになるし、スピードを出してカーブに入るとオーバーステアで怖い思いをする。
姿勢が辛い・・・。
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ハンドルポスト長は固定でしかもかなり短い(低い)ので前傾姿勢が強く、ゆえにあまりシートポストを高く出来ない。また、かなり前方荷重気味のためブレーキを強く掛け過ぎるとジャックナイフになって、”前方転等”などと恥ずかしい思いをする事になる。

■ 毎度お馴染みの “タイヤ交換”記録簿。

今回はバーストさせる前に交換したったv^^)。
「もう直ぐ身が出る…」
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っと、3~4日前からヒヤヒヤしながら乗っていた(こういうの↑が3~4箇所あった)。
「後輪は外すのが邪魔クサイ!」。
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だから、ついつい最終的にダメになるまでほおっててしまう…。
ホイール外したついでに、かなりガタが来ていたスタンドも交換(勿論中古部品)。
スーパーバルブ。
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これに替えてから1年以上経つが、まだ別段優位性は見られない。
oink! さんのとはちょっと形が違う。
新しいタイヤ(?)も、
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もちろん古タイヤ^^;)。これも毎度のリサイクルセンターにて調達。
溝はあるがヒビが凄い…まぁ1年も持てば良いかーー)。

■ 中華製 “充電・太陽電池式 ポータブルMP3プレーヤー”。

oink! さんご紹介の”グリーンハウスのMP3プレーヤー“がとても良さ気ですが、
自分も去年DXでこんなモノ買ってました。
本体・付属品
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横幅25cmくらい。筐体は木製で、シボ加工のような塗装がしてある。
電源は、リチウム電池パックを内蔵していおり、付属のUSB→Φ3.5DCプラグで
PCやUSB電源などから充電できる。
また、”売り”のソーラーパネルでも充電もされるが、この面積では気休め程度に
しかならないのではないかな^^;)。
※FMラジオも付いているが、可聴周波数が”87.5~108MHz”っと日本のラジオ
 放送周波数帯とはずれているので、あまり役に立たない。
 また、メインスイッチはやはり背面にある(中華標準?)。
操作・表示部
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使用メディアは”マイクロSD”or”USBメモリースティック”等となっている。
試しに、外付けのUSB接続 HDDドライブを繋いで見たらちゃんと認識した。
表示は曲番・再生時間・音量のみで、ファイル情報等は表示されない。
日本名のmp3ファイルも、問題なく再生された。
再生はファイル名順(アルファベット順?)で、ランダム再生も可能。
音質に関しては、自分が音楽の素養が全く無いので何とも云えないが、特に
音が悪いとか感じる事もなく、普通にラジカセで聞く程度には良いと思った。
救急灯
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おまけ機能?^^)。

■ ママチャリ用 ハブ内装式三段変速機に付いて。

oink! さんの新企画へエールを込めて^^)。
単速→内装三段変速化
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現在、ハブ内装三段変速になっているミの出る自転車”緑壱号”。

元々は橙号↑のような変速なしだったが、貰い物の廃棄自転車から
変速機付ホイールを外して組み込み、三段変速に改造してある。
っと言っても、作業自体は特別な事はなく通常のリヤホイール交換と
手間は殆ど変わらなかった。
変速機
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中速位置。
ハブ軸(後輪軸)が中空になっていて、変速用の”押し込み棒(名称不明)”
が出ており、その棒の押し込み量によってギヤ比が変わる。
内部は、プラネタリーギヤが組み合わされた結構複雑な構造らしいが、
組み付けや取り扱いは結構ラフにやっても大丈夫みたい。

低速位置(ギヤ比小=ペダルが軽い・スピードが出ない)。
押し込み棒はフリー(全出)の状態。
※押し込み棒の真ん中辺りにあるのが、調整用のラインマーク。

高速位置(ギヤ比大=スピードが出る・ペダルが重い)
押し込み棒を完全に押し込んだ状態。
平坦な道であれば、スポーツ車にも引けを取らないくらい早い!。
調整も簡単。
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“押し込み棒”にラインマークがあり、これを変速機の中速位置で
ハブ軸の面に合わせるだけ(※これはちょっと出過ぎ)。

変速機付ハブは、シマノの”NEXUS”という商品。
旧型。
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内装三段変速機には大きく “旧型”と”新型(現行型)”があり、押し込み棒が
ホイール左側にあるのが旧型(↑)、右側にあるのが新型(緑壱号)。
違いは、押し込み棒がフリーの状態で旧型はギヤが”ハイ”になるのに対し、
新型は”ロー”になる。これは、突然変速機が壊れたりワイヤーが切れた場合、
押し込み棒がフリーになってハイになってしまっては通常走行し難くなる
ためだろ。旧型と新型では、部品の互換性は全くない。

■ アルミ(ゴミ)を売りに行って見た。

毎日のように軽トラで回って来る”廃品・金属物 回収業者”。
ああ云うのって、どれくら儲かるものなか? 前から気になっていたので、
家に在る”ゴミ”を売りに行って検証してみた。
アルミを集める。
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使わない鍋やフライパンを捨てずに取って置いたら、半年くらいで結構集った
(こんな事してるから、家がまったく片付かない^^;)。あと、家の横に不法投棄
されていたキックスケーターのアルミフレームなんかも入れて、・・・

・・・↑の量で12kg程。
この後フライパンを1ヶ追加して、全部で約13kgのアルミ”ゴミ”を集めた。
ゴミ買い屋さん。
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近所に、”金属スクラップ買います” などの看板を揚げた業者さんが集まった
一角がある。一見さん(素人)でも買い取りしてくれるかか聞いてみたら、中に
居た美人な中国人姉さんは「いいおぅ 持って来て」との事。

入り口にあった値段表。
買取価格は相場で変動するらしく、聞けば一番高騰したのは北京五輪の前で
アルミが \180/Kgだったとのこと。逆に、この十年程で一番下落した時は
\30/Kg だったと言うから、結構シビアな世界かもしれない。
お買い上げ。
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\115/Kgx13kG=\1,495になった・・・かなり嬉しい♪^^)。
アルミ缶(ゴミ)拾いは儲かるのか?。
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街中でよく見かける、アルミ缶を満載した自転車のおっさん。あれだけの量で
いったいどれくらいなのか計らせて貰ったら、一袋が3~5Kgほどだった。
\115/Kgとして一袋\350~600程かぁ・・・、あんまり儲かりそうに無いな。

■ 時計の電池交換

ミニ置時計の電池交換を頼まれた。
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20130512_denchi_koukan-1.jpg
中は腕時計用のムーブが入っていた。
自分で抜いたみたいで電池は入ってなかったが、このムーブなら621だと思う。
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20130512_denchi_koukan-2.jpg
完了。
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20130512_denchi_koukan-3.jpg
腕時計用ボタン電池が、100均で調達できるようになったのは嬉しい。
ただ、前はこのように2ヶ100円だったのに、最近は1ヶ入りパッケージ
の方が多くなり、お得感が薄れた・・・。
もっと以前は、”補聴器用”っと銘打った4ヶ入りバージョンもあった。
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20130512_denchi_koukan-4.jpg
時計関係のお道具箱。

◇ 勝手に映画評・・・良作邦画 ”ツナグ” 観るべし!。

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2012年公開 日本
あらすじ:(展:Wikipadia “ツナグ“)
 男子高校生の渋谷歩美は、生者と死者を一夜だけ再会させる仲介人「ツナグ」としての仕事を祖母アイ子から継ぐことになる。ツナグ見習い中の歩美の元へ、亡き母との再会を望む中年男性、親友を亡くした女子高校生、失踪した恋人を捜す男性が訪ねてくる。
予告編:(http://youtu.be/mVkXVSGIGTg)

いやぁ 良かったぁ・・・・”おくりびと”以来の良作邦画ではないだろうか。
けっしてお涙頂戴ではないが、グッと来ずにはいられないお話でした。
作中、歩美の祖母(樹木希林)が、口癖のようにヘルマン・ホイヴェルス神父
の詩「最上のわざ」を呟いているのですが・・・
---------------------<引用はじめ>--------------------—-
 「最上のわざ」
 この世の最上のわざは何?
 楽しい心で年をとり、
 働きたいけれども休み、
 しゃべりたいけれども黙り、
 失望しそうなときに希望し、
 従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
 若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
 人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、
 弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。
 老いの重荷は神の賜物、古びた心に、これで最後のみがきをかける。
 まことのふるさとへ行くために。
 おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつ外ずしていくのは、真にえらい仕事。
 こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
 神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
 それは祈りだ。
 手は何もできない。
 けれども最後まで合掌できる。
 愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
 すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
 「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。
(展:ホイヴェルス随想選書『人生の秋に』)
---------------------<引用おわり>--------------------—-
注:)ドイツ人 ヘルマン・ホイヴェルス神父という方は、戦前より日本に布教し、
東大などでも講師をされ上智大学の学長も務められた方だそうだ。
いやホント、今の世は年寄りがガツガツし過ぎ!・・・まぁ若者が頼りなさ
過ぎるのかも知れませんが。
って事で、自分的には 文句無く☆☆☆☆☆・・・星5ヶ 魅るべし!。

■ 修理覚書 “手廻し式グラインダー”の整備をす。

固着してウンともスンとも廻らないので、とりあえず動くようにして見た。
こう言う機械好き!
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なんか良いフォルムしておられる。
硬っ!
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完全に固着していたので、砥石を万力で挟んでナットを外ずした。
想ってたより中はキレイ?
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a:サビは大した事なかったが、古いグリスがこびり付いて固まってたので・・・
b:556で固着を解いてからグリスをたっぷしクレてやった。
グルン グルン・・
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軽く廻るようになった。 なんか嬉しくて、無為に廻してしまう!^^)。
しかしコレ、むかしっから家に在るけど、本来何に使う物なのか?。