“修理”・・・っと言うほどではありませんが、軸受けが磨耗して主軸のブレた電ドラ・ドリ(ドライバー・ドリル)を、同じブランドで充電池の消耗したコードレス電ドラ・ドリの部品をコンバートして”二個一再生”しました。
被体の電ドラ・ドリの電源はAC100V仕様ですが、モーターは普通のDCモーターです。
左側のコードレス機は、モーター・ギアに問題ないのですが充電池が消耗して使えません。
右側のAC100V仕様機は、軸受けの磨耗で主軸ブレが酷くまともな穴が空けられません。
両機は同じブランドの製品で、モーターサイズなど違いますがギヤボックスの取り付け部などの寸法は殆ど同じようです。
そこで、左側機のギヤボックスを右側機にコンバートしました。
若干サイズが違っていましたが、何とか押し込めました。
ただ、トルククラッチが上手く働かず”電ドラ・ドリ”から”電ドリ”になってしまいました。
まぁ電ドラは充電式のがいっぱいあるので、これはこれで良しとしませう。
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トルククラッチ(・・・っで合ってるのかな?)機構が知りたかったので、破棄するAC機のギヤボックスを破壊・バラしてみました。
・・・なるほどなるほど…、遊星歯車を使った自動車のオートマ(オートクラッチ)と同じ様な機構のようです。
主軸が遊星キャリヤでモーター軸が太陽歯車。それが遊星歯車で接続されており、主軸に想定以上のトルク負荷が掛かると、遊星歯車はギヤボックス内の内歯車を空回りさせ、主軸とモーター軸の動力伝達を断つ・・・訳ですね。
コードレス機とAC機では、ギヤボックス筐体の寸法はほぼ同じなのに内歯車へのテンションの掛け方に違いがあり、これが原因でトルククラッチが上手く動かないのかも知れません。
グラグラ・・・。主軸はベアリングではなく、ギヤボックス内の樹脂部品に圧入されてる金属製の円筒により支持されていました。
元よりこの電ドラ・ドリは、長く使う・本格的な工作仕事に使うような造りではないって仕様のようです。
これはほんの一部・・・、貰い物・拾い物・吹き出物・・・etc 電ドリ(ドラ)だけでもあっちこっちに20台以上はあります・・・んでこうったのかなぁ ?^^;)。
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こんばんは かりおかさん。
本当は、モーターごと(中身ごっそり)入れ替えようと
思っていたのですが、開けて見るとギヤボックスは
共通部品のように見えて・・・やってみたら出来ちゃった
って感じでしょうか。
廉価な製品群ゆえ、部品の使いまわしをしている事が、
かえって功を奏したのかな^^)。
>充電とACの両方・・・
出来ると思いますよ。
コードレス機にDCジャックを設け、2Aくらいの電源を
繋げば動くんじゃないでしょうか(充電は出来ませんが)。
面白いと思ったのが、双方ともトリガーの引き加減で
モーターの回転数を可変出来るところです。
AC機の方のトリガースイッチは小型のスライダックに
なっているようで、これからブリッジダイオードと
コンデンサー1ヶで整流しDCモーターを回しています。
コードレス機の方もトリガーはスライダック(可変抵抗)
のようですが、モーターの後ろに制御基盤がありそこで
何らかの電流制御をしているようです。
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こんばんは。
同じブランドとは言え、よく合体できましたね~。
こんな記事を見てしまうと、ジャンク品の断舎利がし難くなります(^_^;)
実験室の充電式ドリルドライバは、やはり電池が怪しくなってきました。充電とACの両方で使えれば良いのにと思うのですが、なぜかそういう機種は見たことないですね。
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まいどですRikkie師匠。
古の教え通り、ジャンクはジャンクを呼ぶんですよね^^;)。
>ミニチュアナイフ・・・
刃物系は嵌ると大変ですよぉ~。
自分も一時、古い肥後の守や明治期以前の鋏などを集めて
ましたが、工具箱ごとごっそり盗まれて嫌になっちゃいました…。
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どもども、鍛冶屋殿。
いやはや、集めたりモータードライバーですね。
こういうメカニズムの構造が理解できるのは、本当に羨ましいです。
拙僧は最近、ミニチュアナイフに凝りだしてきましたね。
この世界もクレジットカード型とかX線に写らないセラミクス型とか、安物で怪しい物件が多いので、あまり深めたくないのですが、早く卒業したいものです。