■ 勝手に映画評・・・”イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密/THE IMITATION GAME”

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“THE IMITATION GAME” 2014年 米国
解読不可能と言われた”エニグマ”の暗号を、コンピューターの基礎を唱えた天才・・・だけど変人な数学学者が解読したってお話でした。お話のアウトラインや登場人物が実在したって意外は殆どフィクションですが、しかし前後のキャプションではまるで史実のような事を言っているのはどうかと思います。実際、この機械の演算能力でエニグマを完全に攻略したと言えるのかどうかは、ちょっと疑問ですしね。
昔っから不思議に思っているのが、”エニグマ”を題材にした・・・争奪戦や暗号解読やらのは物語はイッパイあるのに、エニグマ自体を主題にした・・・開発記や功績やらのお話って無いんでしょうか?。
って分けで自分的には ☆☆☆☆・・・星4ヶ。ちょっとご都合主義が過ぎるかなって感はありますが、戦闘の無い”戦争映画”は好きなので。
“戦争”とは政治と経済が起こすもの。なのでそれら(のドロドロ)や、副次的な科学の発展とか銃後の人々の生活なんかの方が、ドンパチよりよっぽどドラマチックなんですよね。