◇ 第9地区


話題の映画? "第9地区"を見ました。

エビ型エイリアンが難民として地球(ヨハネスブルグ)に漂着、
第9地区と名付けられた居住区に隔離された。そして20年が過ぎ・・・、
スラムと化した第9地区のエイリアンを、さらに辺境の第10地区
に移動させる計画が持ち上がった…っと言う設定です。
まぁ、突込み所は満載です。よくあるB級SFよりはお金は掛かって
そうですが、有名所の俳優は一切出ないので制作費は安いのかも。
エビ型っと言われるエイリアンが気持ち悪い…どっちかって言うと
虫(マル虫?)系。タフなようだが、通常弾でも倒せる。

以下、ネタバレあります。
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宇宙を旅して来れる位の科学技術があるのに、なぜかエイリアンには
社会性が無く居住区はゴミ溜・・・スラムと化して、皆その日暮らしを
送っている。政府は新たに第10地区を制定し、スラムの撤去を決定。
第9地区の立退きを推進するために組織されたのが"MNU"。その執行管
(ヴィカス)が、エイリアンのバラックで謎の液体を浴びてしまい、徐々
に身体がエイリアンと化して行く。この液体の正体は・・・エイリアンの
テロ?とかかと思ったけど、何と宇宙船に戻る為の小型艇の燃料!!…。

エイリアンの武器が使えるのはエイリアンのDNAを持った者のみ。
エイリアンと融合したヴィカスを実験台にしようとする政府機関と、20
年掛けて集めたその燃料をMNUに持ち去られてしまい、それを奪還しよう
するエイリアンとヴィカス。MNUの傭兵部隊と、またスラムに住み着いた
ギャングどもとの三つ巴の戦闘を繰り広げます(エイリアンの武器にやら
れると身体がバラバラに吹っ飛び、ランボー4を彷彿される^^;)。

全編がドキュメンタリー風の造り(?)で、かえってイライラしました。
なぜ燃料を浴びたらエイリアン化したのか…っとか、そもそも彼らは
なぜ難民化したのか…っとの説明は一切無し。
もっと裏というか、何か陰謀めいた事があるのかと…そんなのも一切
無しの、ドンパチとバァ~ンっとドベェの映画でした^^)。

まぁ、戦闘シーンは迫力もあったし、全体の展開も早く飽きなかった..
っで、自分的には ☆☆☆★★・・・星3ヶ…かな。