◇ Kick-Ass


これまたアメコミ原作で話題の映画"Kick-Ass"を見る機会がありました。

ストーリー(展:Wikipedia)
ニューヨークに住むデイヴ・Lizewski(Dave Lizewski)は、スーパーヒーローに憧れる普通の高校生。デイヴはオリジナルのスーツとマスクを作って身に付け、自分もヒーローになって街で活動を始める。だが、何の特殊能力も強力な武器も持たない彼は、初出動のときにあっさり犯罪者にボコボコにされてしまう。その後、リハビリを終えたデイヴは松葉杖を持ってパトロールを再開。そのときの活動の動画が見物人によって撮られ、YouTubeにアップロードされ、やがてキック・アス(Kick-Ass)の名で知られるようになる。デイヴはさらにMySpaceで専用アカウントを取得し、助けを求める人々を探すようになり、また、ヒット・ガール(Hit-Girl)をはじめとする他のヒーローとも出会う。

Movie Trailer(展:youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=tE73rQfSPYo

こりゃ 面白かったです!!、
"アイロンマン"などと同じレーベルのアメコミ原作ですが、お金の掛け方がぜんぜん違う!。
B級映画プンプン(助演:Nicolas Cage)でストーリーもぶっ飛んでいるけど、キャスティングの妙もありアメリカンヒーロー物特有の嫌味な所もなく全編楽しめた。
殺戮シーンがちょっとグロい(殺戮シーンはこれくらいリアルな方が良いと思う)のも最近のヒーロー物らしくなくて◎!。

"Hit-Girl"(http://www.comicbookmovie.com/images/users/uploads/11685/Kick-Ass_The_Movie_Hit_Girl.jpg)
・・・戦闘的美少女は日本のアニメの影響かな?。"ガン・スリンガー・ガール"もこれくらい派手にドンパチして実写化してくれたら面白いのに。

って事で、自分的には ★★★★★・・・星5ヶ…ですね。待たれよ日本公開!!。

◇ アイアンマン 2


以前Pekoさんがご紹介されていた"アイロンマン 2"を観ました。

まさにアメコミの世界、他人の迷惑顧みず大暴れって感じです。
ストーリーも単純明快、物語を追うようなものではないんで、ドンパチ・
ドッカン・ガッシャンを観るためのモノですね。
だいたいがアイアンマンは正義の味方でもなんでもなく、ただの金持ちの
道楽的産物なので人助けなんかしないって所が現代的?ですね。

主人公のオヤジが限りなくウザイ。
これだけの科学技術があればエネルギー問題が一挙に解決できそう…、
影の組織や金持ちの玩具に使わずそっちに転用しろよ!。

内容が無いよう・・・
って事で、自分的には ☆☆・・・星2ヶ…かな "IM3"も作るんだろうなぁ…。

◇ 運命のボタン


キャッチとタイトルに惹かれ "運命のボタン"を観ました。

ストーリー(展:goo映画評)
1976年、ヴァージニア州のとある街。郊外に住むノーマとアーサーの夫妻の元に、謎の箱が届けられた。アーサーが開けてみると、そこには赤いボタンの付いた謎の装置が入っていた。その日の夕方、今度はノーマの元に謎の男が訪ねてくる。その男いわく、「ボタンを押せば現金100万ドルを手にする。しかしどこかであなたの知らない誰かが死ぬ」。夫妻は迷うが、生活が苦しいこともあってボタンを押してしまい……。

主演:キャメロン・ディアス他 米国 2009年 製作

以下、ネタばれあります^^;)。

もう毎度お馴染の宇宙人落しです。

元になったのが短編小説で"死を招くボタン・ゲーム"っと言うモノらしいのですが、映画の原題が"The BOX"になっている事からして内容は違うものなのでしょう。"ボタン"は最初の方に出てくるだけで、お話の本筋は別方向に向っていきます。
宇宙人(火星人?)が地球人の"自己犠牲"を試す為にムリなゲーム(?)を"テスト"と称して仕掛けてきて、結局その罠に引っ掛かって皆不幸になっていきます。しかし、何故に宇宙人がそんな事をしているのか・・・っとの解説は無いのです…いつもの事ながら。このゲームからして、"ボタンを押したら100万ドル・・・(+貴方の知らない誰かが死ぬ)"以外条件を示しめさず、その後貴方に災難が降りかかる・・・って事を言わないのはフェアじゃないですよね。

"ボタンを押したら・・・”の設定が面白いだけに残念な展開でした。
"死を招くボタン・ゲーム"はトワイライトゾーンで映像化されているそうなので、そっちを是非みて見たいです。

キャメロン・ディアス・・・最悪、もっと清楚そうな主役が宜しかったのでは?。
って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな TV放映を待つべし^^;)

◇ トレマーズ


"トレマーズ(1)"、モンスターパニックモノの傑作!ですよね。

ずっと探してたんですがなかなか巡り会わなくって….。
それが、先日観た"アーマード(Armored) 武装地帯"に出てた"アール"を見たのと、
持ってたけど観てなかった"トレマーズ3"を観たをきっかけにまたどうしても観たく
なり…探し回ってやっとこ昨日手入出来て、嬉しくって4時まで見てました^^;)。

主演:ケヴィン・ベーコン 他 米国 1989年

もう言う事無いです、何度も観てるにやっぱり面白かった^^)/。

◇ グリーン・ゾーン


反戦・反米映画っと呼び声高い? "グリーン・ゾーン"を観ました。

ストーリー(展:Wikipedia)
ロイ・ミラー 上級准尉(マット・デイモン) 率いるMET隊(:大量破壊兵器調査を補佐する部隊)は、大量破壊兵器の隠された倉庫があるという情報のもと出動したが、そこは何もないただの廃工場だった。作戦の失敗はこれで3度目であり、ミラーは情報に誤りがあるのではないかと主張したのだが、上官はそれを無視しようとする。

納得できないままの次の作戦の途上、イラン・イラク戦争を経験したイラク人フレディの情報提供をきっかけに、断片的な情報が段々と繋がっていく。アメリカ政府の高官パウンドストーンの妨害に合いながらも、戦争の原因たる情報の提供者「Magellan(マジェラン)」に同じく怪しさを感じるCIA捜査官や記者を味方につけて 最終的に得られた結論とは、「大量破壊兵器は存在しない」であった。

主演:マット・デイモン 米国 2010年公開

"太平洋戦争は、開戦したかった米国政府が成り上がりものの日本を追い詰め、窮鼠に牙を剥かせた政府の陰謀である"と、沖縄を占領した位の頃に米国内で造られた映画っと例えると・・・違うかな?^^)。

しかし、現在進行中の"戦争"を題材にしてこの内容とは…、イラク侵攻に対する米国の自戒・自浄・・・なのでしょうか?。それとも、あくまでもフィクションと?。何に付け、これを製作・公開できる米国の懐の深さを見ました(単に無神経なだけかも)。
感想・・・いや米国って本当に悪い奴ですね!。

何故に"グリーン・ゾーン(安全地帯? 非武装地帯?)"って題名なのか?。
山場の戦闘シーンが夜なので、真っ黒けで何が何かんだか(誰が誰だか)分かり難い。
"ハートロッカー"もそうだったが、皆さん職域を逸脱し過ぎてます^^;)。

ドンパチが多い割にお話の筋も面白い、"戦闘映画"でなく"戦争映画"です。
って事で、自分的には ★★★★☆・・・星4ヶ…かな お勧め! ^^)/

◇ レギオン


どうもまた風邪をひいてしまった…辛い><)

これも終末論モノ(?) "レギオン"を観ました。

ストーリー
神様(主)は人類にほとほとあいそをつかしてしまい、滅亡させる為に
天使軍団"レギオン"(見た目はゾンビ)を遣わせた。
"ミカエル"(天使軍団隊長)は主の命に背き人類側に寝返って、人類の
"希望"を守る為、天使軍団を率いる"ガブリエル"っと闘う・・・ってお話。

米国 2010年公開

以下、ネタバレ(ちょこっと)あります。

これはB級映画…じゃないっすよね?。
ただ闇雲に迫ってくる天使軍団(憑依されている人間らしい…絶対ゾンビに
しか見えない)を、撃ちまくって殺すだけ・・・。
なんたって黒幕は"神様(主)"ですからね、スケールの大きなお話のような、
でもあくまで戦闘は局地戦で通常兵器使用です(天使ってM4で倒せるんや^^)。
結局、"ミカエル"と"ガブリエル"の一騎打ちで決着付けるって流れなんだけど、
それこそ人類の存亡をお前らの決闘で決めてよい訳?…。

神だの聖書だの黙示禄だの・・・なんて全然分からないけど、神様(主っと
言っている)のこう言う扱い方って、基督教とかからクレーム付かないのかな?。

何が言いたいのかさっぱり解らない映画でした。
他の人類はどうなったの?…っとか、そもそも"希望"は何故に希望なのか?
…っとか、そんなのはなぁ~にも出て来ないまま終わってしまった。
また、"ミカエル"が主に背いてまで味方したいと思わせたのが、丸でダメ夫の
"ジープ"君・・・もっと良い人間が世界中に一杯居るだろうに^^;)。

って事で、自分的には ★☆☆☆☆・・・星1ヶ…かな TV鑑賞で十分ですね。

◇ KNOWING


ニコラス・ケイジ主演 "KNOWING"を観ました。

地球終末論モノです(9.11以降 多い事!)。
映像・SFXとかは綺麗でした…それだけ?^^;)。

監督:アレックス・プロイヤス(I、Robot他) 米国 2009年作

以下 ネタバレあります。

最後は宇宙人落しです。
主題のわりには、お話のスケールがあまりに小さいです。
主役は学校の先生なんですが、頭悪いです。

謎(?)の解説も・・・政府の陰謀も・・・なぁ~にもありません!
終末に至る過程も殆どありません、いきなり地球が破滅します!!。

なにより、ニコラス・ケイジが何時にも増して貧相でした…。

この映画に高得点付けてる映画評論家さん・・・まじっすか?…
もとい、(良い所を)理解できない わたくしが悪いのでせう^^;)

って事で、自分的には -☆.★★★★★・・・星-1ヶ…かな
             (あくまでも個人的感想ですよ^^)

◇ イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)


ロードムービーが好きです。

デニーロの"ミッドナイト・ラン(Midnight Run)"っと、この
"イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)"は、ロードムービーの
大傑作ではないでしょうか!。

何かを目指し・何かを求めて・何かを追い・何かから逃げて・・・
またはその何かを無くしたから・・・人は旅立つのです。

"Into the Wild"="荒野へ"・・・この言葉だけで心躍ちゃいます!^^)。

って事で、もし未見でしたら是非に!!
"男の子は荒野を目指す"ものですから ^^)

◇ The Hurt Locker

爆発物処理班の活躍を画いたお話、"The Hurt Locker"を観ました。

ストーリー(展:Wikipedia)
"2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな“命知らず”が送り込まれてきた。地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる――。"・・・だそうです。

明確な"敵"との戦いを画いた映画ではなく、イラク派遣兵の不条理感や葛藤を画いているように思いました。

監督:キャスリン・ビグロー(元ジェームズ・キャメロンの奥さんだって)
米国 2009年公開

M9売るんじゃなかった・・・。

面白かったです。
爆発物処理班がそこまでするかねぇ(テロ組織のアジトへ突入とか)・・・って所は
多々ありますし、軍関係者や帰還兵協会(?)から"あまりに不正確だ"っと不快感を
示された・・・ようですが、まぁ所詮はハリウッド映画ですからねぇ^^;)。
何せ、現在進行中の戦争を題材にしているだけに、ただのフィクションでは済まない
のでしょうね(実際に"そこ"に居た人達が観客である訳だすし)。

最後の方で、ジェームズの奥さん役で"LOST"の"エヴァンジェリン・リリー"嬢が
ちょこっと出てた こう言うのが結構嬉しい^^)。

って事で、自分的には ★★★☆☆・・・星3ヶ…かな・・・少ない?。

◇ イングロリアス・バスターズ

エーデルマンさん・メチャゴジラさんご推奨"イングロリアス・バスターズ"を観ました。

ストーリーレビューや見所のお話は、さすがお二方の方がお詳しいので、自分の感想
としては・・・うぅ~ん…ですかね^^;) 期待しすぎたのかな。
幾つかのお話が並列進行するので、バスターズの活躍(?)場面って "えっあれだけ?
って感じでしたし、エーデルマンさんが仰っていた"グロシーン"も まぁそんなに…
キッツイものでも無かったので拍子抜け(版によって違うのかな?)。
お話の筋も、"なんで!そこで○○するの?"って思う所が結構あったし、
"ええっ! ○○が…○○○"は、あれでよかったのでしょうか?。

正直、バタバタしてるだけであんまり面白く無かったです。
自分はタランティーノがあまり好きではないので、逆贔屓目も多分に…ですので、
皆さんの評価の方が本当なのでしょう^^)。

って事で、自分的には ★★☆☆☆・・・星2ヶ…かな (金返せ!…あっ払って無かった^^;)