★ ナショナル 電気シェーバー ラムダッシュ ES8232型の”分解掃除と、内蔵充電池の確認”。

ナショナル(現:Panasonic)の電気シェーバー”ラムダッシュ”シリーズはとても評判が良いようで、斯く言う自分も”ES8232“型を10年来愛用している。
日常使用的には問題ないのだが、さすがにもう充電池の持ちは悪い。久しぶりの掃除のついでに、今後の電池交換を見据えボディの方も開けてみた。
 
 
あっちこっち傷だらけでゴム部分の劣化も進んでいるが、まだまだ剃り味は衰えていない。
 
 
通常分解。
——————————————————————–
通常分解。めったに掃除などしないものだから、ごっそり髭粉が取れた…。
 

とても表に出せない画だ…。
 
 
シャンプー液で洗う。
——————————————————————–
自分は、分解した刃をぬるま湯にシャンプーを溶いた液に入れて洗う。
 
 
シャンプーは皮脂を溶かすので、しばらく漬けておくと固着した汚れが浮いてくる。あとは、柔らかい筆で隅っこなんかをシャカシャカ洗い、2〜3回水を変えてすすいで・・・、
 
ザルにあけて乾かす。
 
 
ボディの分解。(難易度1:★☆☆☆☆)
——————————————————————–
お約束事!
※もしや実践・作業されるときは、全てにおいて自己責任で行って下さい。記事の内容を含め、当方は一切の責任を負いません。

 
給電部にあるネジを外すと、エンドキャップが抜ける。
 
 
キワゾリ刃中にあるネジを外すと、キワゾリ部アッシーとその下のV字型のカバーを外すことができる。
 
 
V字型カバーの下に、グリップパネルを止めているネジが隠れているのでそれを外す。
 
 
真ん中辺りのカバーは、嵌まっているだけ(ウラに両面テープ)なので引き抜けば外れる。
 
 
すべての外カバー外せば、インナーパネルを止めている6本のネジが見えるので、それを外せばボディを二つ割りにできる。モーターやギアなどは全てヘッド部に入っているので、ボディには充電池と基板(電池の裏側に見える)のみ。
 
 
”14500リチウム-イオン充電池”。
——————————————————————–

 
内蔵されていた充電地は、単三電池とサイズ規格が同じ”14500型”であった。
 
取り外して充電・現容量の確認。完了時に200mAh程度の数値を示していた(新品時容量は700~1000mAh程度か?)。
 
元々は一回の充電で10日〜2週間ほど使えていたが、最近は3〜4日で電池が切れてしまう。まぁ、ACでも使用できるので問題はないが、今後”14500″が入手できれば交換してみようかと思う。
しかし、10年間毎日使っているのに、まだまだ充電できるとはすごい性能である。”10年前の日本製品”は、本当に良いモノだったんだぁ・・・っと実感する。
 
 
組立時の注意点。
——————————————————————–
内刃の片方には極小のコイルばねが付いているので、絶対に飛ばさないように!(…もちろん自分はやらかした)。
 
 
うん!綺麗になった^^)v。
 
 
 
【家庭用品修理士隊】記事:内刃が動かなくなった件。
——————————————————————–
【家庭用品修理士隊】に寄せられた、”修理相談:パナソニック製シェーバー“記事について。
 
この状態で電源を入れ、もし内刃を動かすピン(赤丸)が動いていなければ、ヘッド内部での部品破損・損耗の可能性が高いと思われます。
 
 

 
ヘッド側のピンが正常に動いているのなら、問題は刃の方だと思われますので、ピンの受け部などに破損・損耗がないか確認が必要です。
 
 
 
————————————————————
2008年製の10年モノ。メーカーさんには申し訳ないが、まだまだ使い倒したいと思っています/^^)。