“ドリルチャック シャンクM10化”其之弐
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M10化ドリルチャックを”ディスクグラインダ”に取り付ければ、”アングルドリル”の代用になる。
要速度制御 フルパワー(10,000rpm以上)で回すと大変危険!。
※こんなおバカな事を真似される方は四方やいらっしゃらないでしょうが、もしや製作・実験・使用されるときは、全てにおいて自己責任で!!。
加工は、前回(■ ジャンクドリルのチャックを転利用・・・。)と略同じ。
まずはΦ9mmでさらう。”修理おじさん”さん(変な言い回しかな^^;)は、ココの加工を”そうとう固かった・・・”・”・・・穴を、固いながらも貫通”っと仰っておいでですが、ウチのチャックはどれも安物の為か、今回もさしたる抵抗無くサクサク切れた。
キリをタップに付け替えて、押し付けながら二~三山を切り込ませる(なんか・・・絵面がチャックだらけ)。
あとは、ボール盤から取り外して手回しでタップを切るだけ(コレも、別に特別硬くはなかった)。
M10-P1.5の”スパイラル タップ(2番くらい)”と通常型の”3番 タップ”。
今回は”3番”まで使ったので、前回のより深くネジ溝が切れた。
穴あけの精度はまぁまぁ(多少のブレ有)。
※出力調整機(~1/4=2,000~3,000rpm程度)で使用
本命はこちら、このチャックと”長ボルト”・”ピローブロック”を組合わせる。
“焼きばめギヤ”外し。
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廃ドリルからシャンクシャフトを抜き取ったが、余計なギヤが付いていた。
これが”焼きばめ“で嵌まっていて、どうやっても外せない。
最初”ギヤプーラー”で引っ張たが、微動だにせず。
然らばと、切断砥石で切り込むが歯の部分が硬いこと・・・。
たぶん焼は歯の部分だけ(高周波焼入れ)であろうと、シャフト付近をポンチで打って見たら簡単に窪んだ。これならキリがたちそう。
まずはΦ2.5mm、コレは簡単に貫通した。
シャフトのギリギリまで切り込みたいので、更にΦ4.3mmで広げようとしたが・・・・、深さ(歯厚)半分くらいで切れなくなった。どうも、部分的に焼が入っているようだ。
しかし、”焼きばめ”は接触面の応力と摩擦力で結合されているわけだから、接触面が一部分でも切り欠けば力はある程度抜けたはず。
再度プーラーで引っ張ってみたら・・・・、
“パチン!”っと言う音と共にヌルッっと抜けてきた。
やはり、半分くらいまでしか切り込めていない。
後から試しに2箇所ほど揉んで見たが、他の所は硬くて全く切れなかった。
さて、これらは何に使おうか^^)。