★ “強制パワーセーブ差込口付 テーブルタップ”。

以前作った “半波整流式電圧降下器“は思ったより使い勝手が良くなく、それより単に”On-Off機能”の方に用途があるので、もうとっくに元に戻してしまった。
そしてそれに替わるモノとして、三口のうち一つを”パワーセーブ専用差し込み口”としたテーブルタップを作った。

この型のテーブルタップは遥か昔から売られているが、本来無免許工事では壁などにコンセント(差込口)を取り付けてはいけないはずなのに、さも何かに固定して使うようにデザインされているのは甚だ疑問である。

お約束事!
※こんなおバカな事を真似される方は四方やいらっしゃらないでしょうが、もしや実験・使用されるときは、全てにおいて自己責任で行って下さい。

片方の金具を引っこ抜き、ミニルーターで切断し一口分を分離。

そして、分離した部分をダイオードでブリッジして組付けた。
ダイオードは耐圧10A(瞬間600A?)-1000V→データシートのモノを使用。

テスト 60W電球にて。 ※同条件(F=8・S=1/40)で撮影
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先っぽの二口は100Vそのまま。

手前側の一口はダイオードで半波整流されているので、半分の電圧しか掛からない。

電動工具などで使用した場合、電圧が半分だからと言ってパワーも半分になると言う訳ではなく、ディスクグラインダ(ベビーサンダー)や丸ノコだと体感で60~70%位の感じだろうか。趣味工作に使用する程度ならちょうど良く、フルパワーが必要なときはコンセントを差し替えればOK。