■ 不定期観察記 “閉鎖生態系” 其之参 事もなし。

先週から住タニがタニ子に代り一週間と少し、ビン内の様子は事もなし。
喫水線も下がっておらず、密閉状態は保たれている。水も全く濁っていないという事は、どう言うプロセスでかは分らないが浄化も問題ないようだ。ビンの中の生態系のバランスは、今のところ良好と言う事だろう。

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今日もウニウニ這い回っている、タニ子(左)とタニ夫(右)。
こうのような閉鎖環境下で循環型生態系を作ることを、”バランスドアクアリウム”または”ボトルアクアリウム”と言うらしい (展:JAXA頁 “宇宙実験12 瓶の中に地球を作る http://fanfun.jaxa.jp/feature/detail/5666.html“)。

日光が当たると、葉の裏側からプクプクと気泡が出て来る。酸素と食料の供給源であるこの水草が枯れた時が、この小さな世界の終焉だろう。

夜や天気の悪い日・寒い日には、石影や砂に潜って貝の如くじっとして動かない・・・まぁ貝だが。

日向に出して水温が上がってくると、何処からか這い出して来て活動を開始する。

水草の葉っぱにしがみ付き、表面の”藻”を食べている。
最初は葉も食べているのかと思ったが、葉に食害された様子は全くないので、なんとお利口なやっちゃと感心した。

いやぁ~ん。
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ツーショットを狙っていたら、たまたま面白い画が撮れた。

後からそっと忍び寄るタニ夫・・・。

すれ違い様、”さっ”と右の触覚をタニ子のお腹に差し込み、

そそくさと通り過ぎて行く。テクニシャン!。

タニ子さんの正面アップ(最近、ちょっと可愛く見える)。

上部(または一部)が開放された水槽などで、メダカや小型の鑑賞用魚などをバランスド・アクアリウムとして飼育されているサイトは結構見受けられるが、完全密閉型で実践されているのは少ないようである。まぁ、流石にこのビン程度の容積でメダカなどの小魚を飼育するのは無理なので、タニシなんか飼っても面白くないだろうから誰もやらないのだろう。