接眼レンズに、茶色いモノがモヤモヤと付着している。外側なので、カビと言うより油汚れかタバコのヤニのような感じか？。レンズクロスの乾拭きではまったく取れなかった。
変わったマウントは約10mm幅。旧いシャープのエアライフル用スコープが、こんな感じのマウントだった様に思う。
これと言った銘・生産国・製造年などの表示ないので正確にはわからないが、出自から推定1960年代中頃のモノではと思われる。
何とか視認できるが･･･、気持ち悪いし こりゃダメだ．．．。
レンズを外し、中性洗剤で洗ったりメラニンスポンジで擦ったりもしたが、モヤモヤは全然落ちない…。アルコールにしばらく漬けて置いたり、他にも試してみたが全く効果がなかった･･･ので、もうこの茶色除去は断念した。
廃棄したカメラ・ビデオカメラ・デジカメ・双眼鏡などなどから外した、レンズ・部品のジャンク箱から、サイズが合いそうなレンズを物色す。
旧い双眼鏡から剥ぎ取った接眼レンズが、ちょうど良さそうな感じ。
双方とも同型の片面が平面になった凸レンズで、厚さもほぼ同じ。直径が双眼鏡レンズの方が0.5mm程小さいが、カラーで押さえられるので装着は問題なさそう(焦点距離だとか屈折率だとか、そう言うのは全く違うんだろうが、所詮は付きゃ良いのだ！)。茶色いモヤモヤは、アルコールに漬けたら色が抜けて斑な磨りガラスの様になった。
シャキッっとした結像･･･とはいかないが、まぁ50年前の廉価ライフルスコープと思えばこんなもんでしょう^^;)。玩具の鉄砲に付けるだけだから、雰囲気優先なのでこれで十分。
“KEPLER”はメーカー・ブランド名じゃなく、”ケプラー式“っと言う意味なんだろう・・・たぶん。昭和30年代～50年代中頃まで、日本の街工場ではこんな廉価なスコープや双眼鏡・望遠鏡などの光学機器がいっぱい作られて輸出されてたんだろうなぁ。
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