■ 瓦斯熱源式半田鏝 “portasol P-1K”。

電気要らず。
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“ハンダ付け”と言えば電気コテを使うのが一般的だが、じつはこう言うガス式のコテもかなり昔から売られている。Youtubeの海外発の工作物動画ではけっこう使っている場面を見るので、あちらではメジャーな道具なのかも知れない。
 


 
“portasol P-1K”
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Portasol “はアイルランドの製品。
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真ん中の赤いスライドがON-OFF(ガス出・止)スイッチになっていて、ガスの流量調整(=温度調整)は底部を回して行う。
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ガスを出しておいてから、この窓にライターなどで点火する。中には触媒(たぶん白金?)が入っていて、着火直ぐはゆらゆらと小さな炎が立っているが、すぐに炎は消え中で触媒が赤化して燃焼しているのが見える。燃焼中は、かすかな”シュウ~”っと言うガスが流れる音がしている。
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セットには、チップが4種類(ハンダ・ホットブロー・バーナー・ホットナイフ)付属している。
キャップの頭には点火用のライター(の擦る所)まで付いているが、これは着火させに難くいので100円ライターは用意しておいた方が良い。
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このケースがまた秀逸で、こうすれば簡易コテ台になる。コテ先クリーナも付いているしハンダを入れておくスペースもあるので、このケースを持って行けば、取りあえず何処でもハンダ付け作業が出来るようになっている。
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燃料は一般的なライター用の缶ガス(これは100均で買ったもの)が使えるが、純正のガスとは熱価が違うかもしれない。結構燃費も良く、あまり出番(外作業)がないとは言え、この缶はもう何時買ったか忘れるくらい使っている(…まだぜんぜん減っていない)。
仕様書によると “~60W相当” と謳っているが、実感としては30Wくらいな感じ。たぶん、安っいライターガスを使っているからだろ。
手前の少し小さいガス式コテは30年位前に買った物で、これも簡易なコテ台や糸ハンダがセットになっていた。たしか1,500円くらいだったと思うが、現在でも同じような商品が同じ位の値段で売っている。
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コテ先の小ささからも、あまり熱量は多くない(感覚として15wコテくらいか)。
先端のコテチップを外すと”ホットブロー”になり、触媒部を外して手前のチップに付け替えると”ミニバーナー(本当にミニ^^;)”としても使える。
実作業。
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今日は結構風が強かったので、ハンダが溶けたそばから直ぐに固まってしまい、きれいに流れず付け難かった。
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それでも“USB 給電式 半田コテ”などとは熱量がぜんぜん違うので、ちゃっちゃっと作業すればちゃんと付ける事ができる。