抜け殻
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毎年夏、暑さが本格的になる直前に、うちの植木には蝉の抜け殻が鈴なりに生る。
この抜け殻には、いったいどんな風に蝉が入ってたのか? どうやって成虫になるのか? は見た事が無かったので、今年は注意して観察していた。
白い蝉
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夕方、日が沈む頃から幼虫は各々気に入った場所求めて木を登り始める。
羽化が始まると、まず背中が割れて徐々に白い成虫が出てくる。背中から頭、腹の部分まで出ると一旦動きは止まり、この状態で足が固まるのを待っているようだ。
“羽化の様子” ※10倍 タイムラプス撮影
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足が自由に動くようになると、腹筋をするように上体を起こして殻にシッカリと爪を立ててぶら下がり、お尻を出して完全に脱殻する。どうやって折り畳んでいたのか?、と思うようなもの凄く小さかった羽が、見る見るうちに展開されて行く。
背が割れて羽化が始まってから、この状態までだいたい1時間くらい。
“おめでとう”
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無事 羽化に成功せり!、薄緑色の羽がキレイ。
まだまだ身体の表面も柔らかく飛ぶ事も動く事もできないので、このまま朝までじっとして体が出来上がるのを待っている。
中には、夜中に急に気温が下がり途中で死んでしまったり、外敵(他の虫や野良猫など)に襲われたものなども見られる。自然とは何とも厳しく、また不思議なモノだなぁ。
「■ 夏休み自由研究(理科):”蝉の羽化の様子”」への2件のフィードバック
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まいどです Rikkie師匠。
特許庁とは・・・またハイソな仕事をされてますね^^)。
東京って、公園もイッパイ在るし街中にも緑が多いので、
言われるほど暑さも不快な感じはしませんでした。
京都の外れに数年暮らしましたが、盆地特有の気候は
暑い時も寒い時も ホント堪りませんよ^^;)。
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どもども、鍛冶屋殿。
拙僧が特許庁のシステムの仕事をした時に、深夜に帰宅するのですが、国会議事堂前の僅かな緑地に群れる程、セミが歩いて脱皮していましたよ。
暑かったなあ、都心の8月は。