■ 希少品?・お宝? “支那事変記念章” …昭和も遠くに成りにけり。

本記章は昭和17年(1942年)に制定され、支那事変に多大な貢献をした軍人(支那事変従軍記章授与資格者)以外の者に対し贈られたモノなのだそうな。
 

綬(リボン)が失われているのが惜しい。

自分がコレらを入手したのは少し前なのだが、まぁどうせありふれた品であろうと思い放置していた。
それが、昨日なにげにちょっと検索してみたら、けっこう希少なモノであったらしくたいへん驚いている(あぶなく処分するところだった^^;)。
 
 
 



 
初期製品? または 別型か? 。
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2枚は若干意匠が違っており、これもまた大変興味深い。



左側:表裏とも地に絣のような模様が入っている。
右側:ネット上の他様頁でも見られる、地が無地の意匠。
 
 



左側の方が、菊花紋章(上)・吊り環基部(中)・文字(下)のアウトラインがクッキリしているように見える。これは、こちらの方が初期に製作されたモノで、まだ鋳型が新しかった為ではないかと思うのだが?。または、意匠の違う2種類の型があったのだろうか?。 
 
 

この記章は現存数が少ないからか、Net上ではあまり詳しい資料が見つからない。はてさて、真相は如何に!?。
20世紀から21世紀へ、元号も平成・令和と二代も御代わりして、いよいよ昭和も遠くなってしまったなぁ。
 
 
参考にさせて頂い頁(※敬称略):
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・Wikipadia⇛“記念章”
・帝國陸海軍史研究会⇛“支那事変記念章”
・鎮魂の旧大日本帝國陸海軍⇛“支那事変記念章の変り種!”
・染屋軍装社(株)⇛“支那事変記念章の詳細”
・シカゴレジメンタルス Blog⇛“こんな記念章があったとは・・・支那事変記念章”