今でこそLICAだ4Kムービーデジカメだと気を吐いているPanasonicですが、デジカメ創世記
にはその参入にあまり積極的ではなかった模様(?)で、それらのお話は例によってRikkie
師匠の頁” パナソニックⅡ LK-RQ1について” に詳しいです。
Panaデジカメの黒歴史?
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まるでAPSカメラのような、オーソドックスなカメラスタイルはカッコ良いですね。
見てくれの質感・造りはとても良い分、中身のダメダメぶりに残念さが大きくなります。
インターフェイス。
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背面もスッキリしていて、モニターが無ければホントAPSカメラの様。
室内・暗所で見ると結構キレイな液晶モニターも、野外・明るい所では殆ど使えま
せん。何とか(ほんとに何とか)構図が確認できる程度のシロモノです。
マクロは2段階、一種のゾーンフォーカスになっていて、マクロ1=30cm位(たぶん)・
マクロ2=10cm位が焦点距離のようです。
合掌点のなどの表示も無く、しかもモニターがフォーカシングに役に立たないので
何処にピントが来ているかを撮影中は確認できません。
電源スイッチとレンズカバーは連動していています。
撮影モードは、”ノーマル”・”ズーム”・”ワイド”・”マルチ”・”ファイン”の5種類。
画質は”ヒョウジュン”・”セイサイ”が選べます。
電源ONから約2~3秒で立ち上がるのは優秀なんですが・・・後述。
シャッターボタンを含め、各スイッチにクリック感が全然無くフニャグニャした押し加減
です。特にシャッターが硬くて手ブレを誘発します。
シャッター音や操作音も出ない(音を出す機能が無い)ので、シャッターが何処で切れ
たのか?、はたして撮れたか?どうかも全く分かりません。
記録メディアはCF・電源は単3電池x2本。
同時代のデジカメで、単3x2本仕様というのは珍しいのではないでしょうか。
意外に燃費が良く、可也へたったエネループを使ってモニターONでも、今回は90枚以上
写せました。
フラッシュは別体式。
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“LK-RQ1”用と同じものだと思います。
電源に別途CR123が必要ですので、使い勝手は良くありませんね。
三脚穴が無い...のも 減点100です。
ハッタリのメガピクセル。
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センサーは103万画素級との事ですが、実質80万画素しか使われていません。
他社は近似規格・同クラスカメラを “80(85)万画素クラス”っとしているのに、流石松下は
これで”メガピクセル”デジカメと謡っていたようですね。
実際の画像は、下位の35万画素クラスに”劣るとも勝らない”非常に残念は物ですが。
試し撮り。※以下画質は全て”セイサイ”です(”ヒョウジュン”だと余りに酷いので…)。
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起動は同時代のカメラに比して早い方ですが、なんと一枚毎の書込みに約10秒!も
掛かってしまいます。
“ファイン”モード。晴天下では、殆どの色が飛びまくっています^^;)。
特に黄色系の発色が苦手なのでしょうか?、緑が変な色になっちゃいます。
地域のイベントにて。画では一見 暗い曇天に見えますが、実際は明るい野外です。
ホワイトバランスはオートのみで、マニュアル調整は出来ません (露出の調整は可)。
なんちゃって “ズーム”モード。
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“ファイン”の画像(1024×768 pic)を 、512x384picで切り出しただけです。
“ワイド”モード。
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“ファイン”の画像(1024×768 pic)の上下を切っただけで、広角になる訳ではありません。
マクロ。(・・・例によってお隣さんの植木鉢^^;)
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“マクロ1″は何処にピントが来てるのかさっぱり分かりませんので、全て”マクロ2″にし
約10cmほどの距離から撮っています。
物撮り・・・・。三脚が使えないので、室内では辛いです。
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発売は(たぶん)1998年。秒進分歩のデジタル界において17年と言うのは悠久の彼方で
ありますが、それにしても同時代の他社製品と比してかなり残念なカメラでした。
古のデジカメシリーズ ”Panasonic Card Shot NV-DCF50” でした。
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PASS: 9db06bcff9248837f86d1a6bcf41c9e7
どもども、鍛冶屋殿。
例のレンドリースの件ですが、APS判とズームレンズ物を除いた分をお譲り頂けませんか。αも欲しいです。
お手数をおかけします。
しかし、鍛冶屋殿もまだまだお持ちですなあ。
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毎度です Rikkie師匠。
なんと! メガショットⅡとは別物なんですか ^^;)。
画素数や画の感じ、ゾーンフォーカスが使えることなどなど、
SONYのU10に似てるよう泣きがします。
当時は今ほどセンサーの種類も多くなかったでしょうから、
CCDユニットは同じものかも知れませんね。
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こんにちは ぴよどらさん。
ちょっとコンタックスっぽくて、カッコ良いですよね^^)。
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どもども、鍛冶屋殿。
スミマセン、クールショット600と同じものはクールショットII LK-RQ2Zですね。このカードショットはゾーンフォーカスのようですがLK-RQ2ZはAFです。本当かなあとも思うのですが、極めてパンフォーカスに近いモノでしょう。
当時のパナソニックというか松下は意外とカメラとしてオーソドックスな線を狙っていて興味深いですよね。
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どもども、鍛冶屋殿。
クールショットIIもコラボモノでしたが、これもクールピクス600と同じものでしょうね。
そこそこ真面目に使った形跡があるのですが、コンテンツは作ったかなあ。もしも作っていなかったらそのうち作ります。
あの頃のデジカメはこうだったなあと懐かしくなるような撮影結果ですね。
シャープの動画デジカメは拙僧も持っています。VN-EZ1も持っていますがメガピクセルのEZ4も持っているんですよね。
あんまり真面目に使っていませんが、EZ3ならコンテンツを作ってありますよ。
http://rikkie.web.fc2.com/Camera/dejikame/VN_EZ3/CAMVN_EZ3a.html
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PASS: 6ac3119918342b7f2d6a818ad168b6ea
鍛冶屋さま
このデジカメまったく見たことも、というより知りませんでした。
デザインはいい感じですけど。