デジカメ創世記頃に、ビデオ・音響機器メーカーのJVC(日本ビクター)から発売された
“Digital Still Camera”です。
本機の発売は1998年だそうで、当時のインプレは こちら↓に詳しいです。
日本ビクター「GC-S1」超ファーストインプレッション – PC Watch
スイベル式CCD・レンズユニットは、デジカメ創世記のトレンドですね。
しかしこの機種はカシオのQVシリーズとかと違い、180度(前後に90度)しか回らない
何とも中途半端なものです。
インターフェイス。
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液晶の写りは結構良いのですが、何せ画像の追従性が最悪ゆえ”カクカク”表示され
るので、フレーミングのし難い事ちゃありません。
モードダイヤルとジョグダイヤルを使う操作系は、とても使い良いです。
”M(マニュアルモード)”では、明るさ(露出補正)・ホワイトバランス・シャッタースピード
(1/8~1/1000)が設定できるのと、マニュアルフォーカス(ジョグダイヤルにて可変)が
使えるようになります (ただし、モニターがプアなので事実上使えません)。
また、セルフタイマーモードも、マニュアルモード同様のセットが可能になります。
記憶メディアはCF・電源は単3x4本 っと、現代でも補給面での不安はありませんが、
何せ電池の消耗度は半端ではありません。
10分も電源を入れてると相当熱くなるので、かなりの電力が熱になって消費(浪費)
されているんでしょね^^;)。
試し撮りは・・・。
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”売り”の光学10倍ズームは、当時から何処のレビューでもけちょんけちょんです。
むしろ今回使った感じでは、”近接写”の方が向いてるんじゃないか?っと思いました。
※以下はどれも、縮尺(トリミング)・画像補正等一切せず撮ったまんまUPしています。
“マクロモード”はありませんが、約10cm程でもAFは合うようです。
さらに少しズームして見ました。中心付近は外してない感じですね。
マニュアルフォーカスを”最近”にし、モニターを見ながら合わせて撮って見ました。
調子に乗って物撮りに挑戦・・・、やっぱこのカメラでは無謀でしたでしょうか。
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古のデジカメシリーズ ”Victor Digital Still Camera GC-S1” でした。
・・・次回は、Panasonic ”COOLSHOT2 mega LK-RQ2Z CardShot NV-DCF50”です。
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まいどです Rikkie師匠。
いやぁ、Rikkie師匠が見た事無いっと言われると、
嬉しくなりますね^^)。
色はトイデジ並に盛った感じですが、これはこれで
自分は好きです。
しかし、人物を撮ると妙に白っぽくなるような気が
するのですが、そこら辺のさじ加減はどうなでしょねぇ・・・。
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どもども、鍛冶屋殿。
これはレアなデジカメですね。
あっしも出会ったことはありません。
一説にはビクターのエンジニアがデジカメ撤退でパナソニックに流れ、ルミックスF7の心臓部を作ったという噂があるのですが。
低画素数のカメラも接写だと行けますね。
このカメラも発色が妙に良くて逸材だと思います。