本日、懐かしい物を発掘した。
“CASIO personal mini” CM-606
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1974年(昭和49年)発売 定価¥5,800。
「答え一発 カシオミニ」のTVCMが、子供心にも記憶に残っている。実質的に一般に普及したはじめての”電卓”である”CASIO mini(1972年発売)”の後継機で、スペック的にはそのまま低価格・小型化したモデルらしい(wikiによる)。
自分にとっての”電卓”は、やはりこのタイプからかな。
“電子そろばん”
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a:当時は、”電子そろばん”っとも呼んでいた覚えがある。
前の605型までよりかなり軽量化されて、実質的にポケット電卓(持ち歩ける電卓)としてはこの型からではないかな(もちろん まだかなり重い・大きいが^^;)。
“0”が7セグの下半分だけ使って表示されてるのは、カシオミニ共通の仕様。
b:初期の電卓は6桁表示が標準で、8桁表示はワンランク上のスペックだった。
モデル表記が無い。
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a:何処にもモデル名等の表記が無いが、ほぼ同型の後継機607型は色が違う。
b:”MADE IN JAPAN”の文字が輝いてる!!。
c:電源は単3×2本。605型までは単3×4本仕様だったので、かなり重かったはず。
d:こんなソフトケースが付いていた。
日本銀行のHPによると、1974年の消費物価指数は2012年比で約2倍になる。
よって、これの定価\5,800は現代の物価に換算すると約\11,600となるが、しかし当時の事を思い出してみると、実際の感覚は約3~4倍くらいあるんじゃないかと思う。
今も現役。
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家では、”CANON Canola L-10″を普段使いにしている。数年前まで赤いニキシー管を使った電卓(機種忘れた)も在ったのだが・・・何処かに行ってしまった。
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まいどです Rikkie師匠。
確かにCASIOって、電卓にしてもデジタル時計にしてもデジカメにしても、どれも先駆者じゃないけど大衆化させ爆発的に普及させた実質的な功労者でありますよね。
>工業高校で供与されたのがシャープのポケコン・・・
自分らはシャープの関数電卓でしたが、四半世紀を経て今も使ってます^^;)。
(ポケコンも出て来たんですが・・・使い方完全に忘れました)
>東京オリンピックを・・・
さて・・・本当に開催されるのでしょうか?。
それまで"日本"が生きているかかどうかの方が、実際怪しいと思います。
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どもども、鍛冶屋殿。
カシオのエクシリムと言えば「攻めた姿勢」で知られていますが、カシオは伝統的に攻めていますよね。当時の東側が人民の1大隊くらいは対価として払ってもイイと思っていたのがカシオの電算機でしょうか。今ではG-SHOCKを世界中の特殊部隊が採用しているとか。
拙僧が赤軍革命工業高校で供与されたのがシャープのポケコンでしたが、CPUが「Z-80相当」っていうんで喜びましたねえ。ベーシックも乗っていたんですよ。拙僧の次の次からはC言語を実装していて、早くも時代の変化に取り残された感が。
そういえば、拙僧が幼少期には卓上ゲーム機もLED電管機とモノクロ液晶機の優位性を熱くコロコロコミックで語られていました。「すがやみる」は元気かなあ。90年代にニフティでフォーラムの管理人をしていたのは確認できたのですが。
エポックが開拓した家庭用TVゲーム機を任天堂が撃破し覇権を誇ったのも今は昔でしょうか。
スマートフォン系のカードゲームとかチープな感じですよね。でも、今どきのバブルを知らない世代は「広大な世界観」なんて鬱陶しいでしょうから、指先で”よよい”がせいぜいのインターフェイスでしょう。押井守の出番はないっすね。
拙僧も東京オリンピックを秋元がプロデュースする皇国でいいっす。カシオの電卓の話題から著しく逸脱しているかしら。