使わなくなった旧スペック機を活用して、赤外線撮影対応デジカメに。
ドナーは・・・
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a:日立リビングサプライ i.mega HDC-1 2002年発売。
まだデジカメが高価な商品であった時代、実売1万円前後の普及機
としてそれなりに売れた機種だったようだ。
b:ネジを数本外せばバラバラ。※感電注意!(今回2発ほど頂きました^^;)
レンズ筒の前にある薄赤い丸いガラスが、IR(赤外線)カットフィルター。
デジカメ基本スペック
131万画素・固定焦点(ノーマル・マクロ 2段)・記憶媒体=SD
主要部は一体のモジュールになってるし、AF機構も無いので分解は簡単
だったが、IRカットフィルター(ローパスフィルター)はレンズ筒の後端に圧着
されていたので、廻りをカッターで削って掘り出した。
赤外線感度良好
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a:IRカットフィルター除去前に、リモコンの赤外線LED(不可視)を撮ったもの。
肉眼では全く見えない赤外線LEDでも、デジカメのCCDを通せば光ってる
のが確認できる。しかし、IRカットフィルターで殆ど遮られ、薄っすらとしか
見えない。
b:そこで、フィルター除去すると・・・眩し!!こんなにも明るいLEDだった。
野外(お隣の)植木
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a:普通にデジカメで撮ったものと、
b:フィルター除去したHDC-1で撮ったものを比べて。
植物の葉は赤外線を良く反射するので真っ白く写る。これを”スノー効果”
っと言うらしい。
河原
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a:これも、普通にデジカメで撮ったものと、
b:フィルター無しで撮ったものを比べて。ちょっと幻想的な画になる。
デジカメは、機種により赤外線を良く写すものとそうでないものがあるらしい。
このHDC-1は高感度の方だろうと思われるが、IRフィルターを入れ可視光を
カットすれば、より赤外線の露光が強調され面白い写真が撮れるだろう。
10/9追記:
”■ 赤外線デジカメで遊ぶ“・・可視光をカットするフィルターを付け遊んで見た。