■ 希少品?・お宝? “支那事変記念章” …昭和も遠くに成りにけり。

本記章は昭和17年(1942年)に制定され、支那事変に多大な貢献をした軍人(支那事変従軍記章授与資格者)以外の者に対し贈られたモノなのだそうな。
 

綬(リボン)が失われているのが惜しい。

自分がコレらを入手したのは少し前なのだが、まぁどうせありふれた品であろうと思い放置していた。
それが、昨日なにげにちょっと検索してみたら、けっこう希少なモノであったらしくたいへん驚いている(あぶなく処分するところだった^^;)。
 
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■ 60年代 日本製モデルガン登場前夜 “Mattel Shooting Shell FANNER”。

リアルな日本製モデルガンが登場するのは1960年代中頃で、それ以前の先輩諸兄はこのような海外製の”CAP-GUN”を愛でて溜飲を下げておられたそうな。

アイスクリーム用スプーンのようなハンマーが、FANNERの特徴である。

Blog “晴耕雨読 PartⅡ”主の忠吉さんは、このFANNERでリアルに遊ばれていたとか^^)。→記事:“マテル/ファンナー”

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■ こんなに小さかったっけ?・・・マルシン ジュニアガン “WALTHER P-38″。

子供の頃遊んだ玩具をまたこうして手にすると、その頃の感覚が何度も思い起こされる。やっと貯めたお小遣いで果たしてどれを買おうか、プラモ屋のウィンドウに並べられた玩具Gunを飽きずに何時間でも見ていられた。

マルシンのジュニアガンシリーズは、当時小学生の自分がやっと買える金属モデルガンであった。っても、Jr.SAAやJr.ガバは何丁も買った覚えがあるが、P-38は近所の兄さんに貰ったコクサイのフルサイズモデルガンを持っていたので、結局これを買うことはなかった。
今こうして40年以上ぶりにその現物を手にすると、”こんなに小さかったっけかなぁ・・・”っと感慨も一入である。

この頃のマルシン製金属モデルガンの表面仕上げやメッキはとても悪く、磨き上げたようなCMCやコクサイ製のモデルガンに比べると、どうしても二流品的な印象があった。
品質差で行くと、CMC>コクサイ>MGC・マルシン>ハドソン>マルゴー・スズキ・etc.・・・ってな感じだったろうか。しかしこの中で、現代でもモデルガン事業を継続しているのがマルシン工業だけとは、如何にも寂しいものがある。

■ “DENIX 火縄銃 小 (馬上筒)”・・・しかして、此れは日本の火縄銃とは似て(?)非なるモノ。

スペインの”DENIX社”は、古今東西 様々な時代・国のレプリカガンを製造・販売しているが、この”火縄銃”もその一つである。たぶん、現在唯一製品として流通している火縄銃のレプリカであると思われるが、残念ながら其の出来はイマイチ・・・宜しくなかった。

無理繰りなオリエンタルチック
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台木(銃床)や引き・用心金の造詣はとても良くカッコイイのだが・・・、

カラクリ周りの出来が残念すぎる。地金に変な唐草模様(?)を入れたり、火挟みに竜・・・っぽい何かをあしらったりと、良く見る”西洋人の思うオリエンタルチック・デザイン”が煩すぎる。

左側に地金があるのも、火縄銃にはあまり見られない意匠である。

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■ Kokusai “GLOCK-17″。

Rikkie師匠の記事“ガンガールズ:グロック17(MGC製:明治村冬編)”にエールを送り・・・つつ、少々(多々^^;)勘違いされておられるところもあるようなので、手持ちの(Kokusaiだけど)GLOCK-17なぞ。

Kokusaiのプラはやっぱ良くないなぁ・・・。スライドには曳けもあるし、特にテカテカ感がいただけない。

見た目はイマイチなれど、動きはカチッとしていて小気味良し。

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■ ブサカッコイイ!ぜ “Charter Arms TARGET BULLDOG 44SPL”

勿論! カナマル商事(・・・ってこちら本業は何屋さん?)製、CAWなんて高級Gun具には縁は無い…悲しい。

銃口の”蓋”が笑える^^;)。。

こんなSaturday Night Specialに、”Target”なんて本当にあったのか?。

後の”タナカ ペガサスシステム”の礎となったとされる(?)、故 六人部氏が考案された内部機構。
こう言うGun具らしいGun具が、自分は大好物である!!。

何処と無く”ニューナンブ M60″を彷彿とさせる、ブサカッコ良さ!。
しかし、こんなんで44口径なんて撃ったら怖いやろなぁ…。
 
玩具鉄砲写真庫→”Charter Arms TARGET BULLDOG 44SPL
 

■ 八路軍 抗日名枪 “驳壳枪”。

M712を模したチープGun具、略1/1サイズで結構良く出来てる。

カートは無く、プラの弾(先端はスポンジ)を2~3mも!飛ばせる。
 
グリップ周りの雰囲気は、M712と言うより”ボロ・モーゼル”な感じ。
フタ(外れる)をされているが、ストック用Tスリットもちゃんと入っている。
  
マガジンはライブで10発入る。

タンジェント リアサイトも可動。
撃った瞬間にピョッコンっと跳ねる所も再現されてる^^;)。

米発Youtubeで見たが、この玩具をベースに”ハン・ソロ”のブラスターガンをカスタムしてる方がいらっしゃる。

米国では$17程で売られてるようだ。
Zahar Toys, Mauser c96 Shiny&Colorful Pistol
 

■ “タカトク TM-Gun” 其の弐 昭和ボーイズガンの代名詞 “TM-07型”について。

“TMガン”と言うより、製品名の”SS-9000″としての方が名が通っている”TM-07型”の世代変貌について。
※以下は全て個人による考察であり、その内容の正確性を何ら保証するものではありません。誤認・記載間違い・訂正加筆などお気付きの点がございましたら、ご指摘願えれば幸いです。

上より
 初代”SS-9000″=”7mmテルテル坊主弾”仕様 鉄製銃身
 2代目”SS Super 9″=”7mmつづみ弾”仕様 アルミ製銃身
 3代目”UX Super 9″=”6mmBB弾”仕様 アルミ製銃身
 ※ストックの色は総じて古いロットの方が濃いが、個体差も大きい。
意匠には殆ど違いが無く、外観からそのモデルを見分けるのは難しい。

“TM-07型”は改修に合わせて2回製品名も変更されたが、しかし改修の内容(下記様)は限定的で、銃身(口径)以外の寸法・意匠・機構的には略同じ物と言って良い。最終のUX型が市場から見られなくなった1990年代初め頃まで同じ姿・同じ機構で製造・販売され続け、またその亜種が現代でも製品として売られている超ロングセラーGun具である。

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■ 昭和ボーイズガンのもう一勢 “タカトク TM-Gun” 其の壱 “TM-01型”について。

60年代中頃に、ナカヤ銃砲・マノック(マノク商事)・増田屋・啓平社陣営 の”BS-Gun”で始まった昭和ボーイズガンのもう一勢といえば、1973年頃登場した”タカトク・マツシロ”の”TMガン”シリーズである。
※本文全て個人による考察であり、その内容の正確性を何ら保証するものではありません。誤認・記載間違い・訂正加筆などお気付きの点がございましたら、ご指摘願えれば幸いです。

“TMガン”の正確な発売時期は不明であるが、シリーズ最初のモデルである”TM-01″のレシーバー上の刻印が”1973″っとなっているので、1973~74年(昭和48~49年)に発売開始と見て間違いないであろう。
ナカヤ銃砲のコルク銃を基にしている”BS-Gun”シリーズが、撃って遊ぶ事を主眼にした”エアーガン(ストライカーガン)”であったのに対し、”TMガン”シリーズは擬似カートを使った装填・排莢っと言った”アクション(射撃のプロセス)”も楽しめる”トイガン”である。
 
 

上段:TMガン最初の製品である”TM-01 (ゼロワン)”
下段:”TM-01″の後継機である”SS-5000″

“TM-01型”は、この後も順次仕様変更されながら”SS スーパー5″・”UX スーパー5″っと名を替え1990年頃まで長きに渡り製造・販売されていくのだが、意匠は2代目の”SS-5000″のまま殆ど(全く?)変更されず、外観からは各モデルを見分る事は難しい。

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■ 執行実包持って来い!”J-Police Revolver”。

アルミ?・・・スカンジウム?・・・やっぱ鉄砲は鉄でしょう(でも、”サクラ”ってネーミングはセンスあるなぁ^^)。

さすがMade in JAPAN 何処か和のティストが漂ようとる。

太くなく細くなく・・・、ピタッと決まるグリップは九四式を彷彿とさせる。

このフレーム処理は、ラウンドパッドなの? スクエアパッドなの?。

■ ”Walther P-38” マルイ作るモデルガン。

最近ジャンク落札したモノを、二個一で組んだ。
あちこちを摺り合わせしてシャコシャコ動くようになると、こんなものでもとっても嬉しい。

自分のGun具趣味の歴史は、”LS プラモデルガン”・”マルイ 作るモデルガン” などのシリーズを作って遊んだのが原点である。
モデルガンやエアガンが大きいお友達のモノになって久しいけれど、鉄砲と言うのは色んな機械要素の集合体なので、子供の頃にこんなキットを組むのは工学・工業系教育に宜しいと思うのだが・・・やっぱダメか^^;)。

■ RifleScpeのレンズにカビ(じゃない?)・・・除去断念...。


接眼レンズに、茶色いモノがモヤモヤと付着している。外側なので、カビと言うより油汚れかタバコのヤニのような感じか?。レンズクロスの乾拭きではまったく取れなかった。

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■ 気分は競技用エアライフル “BS-81″。

“BS-81″型は販売されていた期間も長く、相当な数が売れた思われるため現在もわりと見られる機種で、売り物も多く比較的入手し易い”BS-Gun”である…のだが…(後述)。


何処となく、旧いワルサーの競技用エアライフルって趣を感じさせる・・・?。


※あくまでも個人的考察による“BS-Gun”譜系図。
“BS-Gun”って、長い期間(約20年間)、数販社から販売されていたためか沢山の種類があるように思われているが、単発式モデルは実質”BS-52(65)・81・K501″の3種類しかない。

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■ 考察 “8連発 BS-Gun”の譜系について。


 
何時の間にか、”8連発式 BS-Gun”の各モデルが集まってしまった^^;)。


“BS-Gun”譜系図 (※あくまでも個人的考察に寄るもの)。
とても不思議なのだが、この”BS-**”と言うナンバーリングには何か規則性があったのだろうか?。

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■ もう一丁のBS-Gun “レバーアクション高級銃”。

これは、ウチにあるもう一丁のBS-Gun。
他のBS銃には"BS-**"っと言う番号が振られるのだが、何故かこの銃にはそれが無く、"レバーアクション高級銃"っと言う(何とも野暮ったい)名前が付けられているのみ。


フレーム・シリンダーチューブ・コッキングレバー・トリガーなどの主要部と銃身下のチューブは鉄製、銃身基部やピストンなどその他部分はダイキャスト(亜鉛合金製)と、木製のストック・プラスチック製の銃身(これは銃刀法への配慮か)以外は全て金属製である。流石"高級"!・・・?。


ボーイズサイズながら、これもなかなか"高級"を思わせるカッコ良いストック。


このGun具に関しては、つぐつぐさんのBlog:"いつまでも少年のままで"
記事:"ノスタルジー ~つづみ弾とBS銃~" にて、詳しく解説(レストア)されておられます。

...つづく。

■ あぁ 郷愁の”BS-Gun (BS-17 オリジナルスコープ付)”。

"BS-Gun"は、昭和40年代後半から50年代前半に男の子だった我々世代にとって、銀玉や100連発と並び称される思い出深い鉄砲である。
※"BS-Gun"って何ぞ?・・・っと言うのは、こちらサイト→"古いトイガンとかいろいろ"で、大変詳しく検証・解説されておられます。

今見てもじゅうぶんカッコ良い!。
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40数年年ぶりに手に出来た"BS-17"・・・感慨深いものがある。
当時自分の持っていたのは、銃身下に予備弾入れが無かったので"BS-37"か"BS-11"だったと思う。本当はこの型が欲しかったのだが、買って貰えなかった(BS-17は数百円高かったから)。

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■ 電動ガスガン!・・・? ”MGC H&K MP5KA4”

M93Rで、”ガスガン上等!”っに宗旨変えしたMGC。次これのマガジンのバルブをモーターで連続的に叩けば、フルオートやバーストコントロールが簡単に出来んじゃねっ?・・・っと云ったかどうかは定かでないが、まさにこの玩具屋さん的発想の機構が面白い!^^)。
20160402_mgc_hk_mp5ka4-04.jpg
外観はすんごいリアル(しかも、殆どモールドで何処も動かないのに)で、中身スカスカ。
やっぱMGCは、こうでなくっちゃ!!。
 
 

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