“Captain Phillips” 2013年 米国
これは見られた方も多いと思いますが、素直に面白い映画でした。
諸説によると、実際の船長の人物像とは全然違うとか、そもそも船長がこの危険な海域を選んだ事が間違いだったとか言われている(←裁判にもなっている?)ようですが、まぁ所詮はハリウッドの”娯楽映画”ですから^^)。途中ドキがムネムネで、ラストで”あぁ~ 良かったね!”ってお話で良いんじゃないでしょうか。
って事で、自分的には ☆☆☆☆・・・星4ヶ…でした。
しかし”ブラックホーク・ダウン”然り、米国は徹底的にソマリアを悪者にしてやるって魂胆なんですなぁ。
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(ちょっとフライング) 勝手に映画評・・・”借金・鯖威張ー”
“LONE SURVIVOR” 2013年 米国
実話を基にした&シールズが活躍(?)するお話って言う繋がりで(・・・強引か)。
“ブラックホーク・ダウン”以来の、リアル派戦闘映画っと楽しみにしていたのですが・・・、
残念ながらその出来は雲泥の差でした。
以下、ネタばれ(多)・・・↓あります。
そもそも、この映画は”英雄譚”として造っているのか? それとも自分達(米軍)はこんなにもおバカなんだと言う”自虐ギャグ”なのか? 。
ストーリー的には、アルカイダの幹部が潜伏する村を急襲する作戦があって、その先発斥候隊が潜伏中に見付かって逃げ惑い、激闘の末に全滅。そして生き残ったのが、この物語を書いた “マーカス・ラトレル”ただ一人であったって言う簡単なお話です。
期待の戦闘シーンも、リアリティはあまりありません。
追っ手の姿は殆ど見えないのにただバンバン弾が飛んで来て、シールズ隊員もズボズボ撃たれますが、そこはそれハリウッド映画、その後も皆さん結構元気に逃げ回ります(いや、7.62×39で肩やら足やら腹を撃たれたら、普通もう動けんでしょう^^;)。
戦闘シーンの見所は2回(3回?)の”崖落ち”。退路を絶たれた彼らは、一度ならず二度三度と意を決して崖に飛び込み、転がり落ちて逃げ延びます(いやいや、普通は助からんでしょう その2--)。
物語の何処までが実際に起こったことで、何処がフィクションなのかが分からないのですが、もし劇中の経緯・被害(損害)が事実なら、そもそもこの惨事を招いたマーカスは責任を感じていないのか?。映画のラストクレジットでは、この作戦で死んでいった(まさに犬死)した実際の隊員達の写真が流れるのですが、最後に助けてくれた村人と笑顔で肩を抱き合っているマーカスが写ります・・・。なんちゅう太い神経をしてるんだろう・・・、流石これが元シールズ! なのか?、それとも米人には彼はヒーローなのか?・・・理解できん。
って事で、自分的には ☆・・・星1ヶ…かな。
こいつら、台詞の8割が「FUCK!」しか言わないので字幕必要ないかも^^;)。
お話もバカバカしいし、いかにもハリウッド映画!的な”戦闘映画”でした。
カテゴリー: 映画/光板・電視芝居
◇ 早くも本年度ワースト決定か? 勝手に映画評・・・”大脱出”
2013 “ESCAPE PLAN”
...酷い・・・よくこんな映画を臆面も無く封切れるよなぁ。
邦題の”大脱出”ってのが、これまたセンスが無い事…やる気無いんやろな。
突っ込み所満載!などというより、何一つまともに設定がなされていない。
これでアクションでも派手でであれば、まぁスタさんシュワちゃんだし・・・っに
なるんだろうけど、流石に御歳では・・・老人虐待?・・・見ていて痛々しい。
近年のワーストNo1だった”エクスペンダブルズ2″に、「劣るとも勝らない」
超駄作である!!。
って事で、自分的には ★★★★★・・・星-5ヶ(-10でも良いかも)
なんだかなぁ…、お二人が嬉々としてる所がさらに物悲しい…。
◇ 勝手に映画評・・・良作邦画 ”ツナグ” 観るべし!。
2012年公開 日本
あらすじ:(展:Wikipadia “ツナグ“)
男子高校生の渋谷歩美は、生者と死者を一夜だけ再会させる仲介人「ツナグ」としての仕事を祖母アイ子から継ぐことになる。ツナグ見習い中の歩美の元へ、亡き母との再会を望む中年男性、親友を亡くした女子高校生、失踪した恋人を捜す男性が訪ねてくる。
予告編:(http://youtu.be/mVkXVSGIGTg)
いやぁ 良かったぁ・・・・”おくりびと”以来の良作邦画ではないだろうか。
けっしてお涙頂戴ではないが、グッと来ずにはいられないお話でした。
作中、歩美の祖母(樹木希林)が、口癖のようにヘルマン・ホイヴェルス神父
の詩「最上のわざ」を呟いているのですが・・・
---------------------<引用はじめ>--------------------—-
「最上のわざ」
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物、古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。
おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつ外ずしていくのは、真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。
(展:ホイヴェルス随想選書『人生の秋に』)
---------------------<引用おわり>--------------------—-
注:)ドイツ人 ヘルマン・ホイヴェルス神父という方は、戦前より日本に布教し、
東大などでも講師をされ上智大学の学長も務められた方だそうだ。
いやホント、今の世は年寄りがガツガツし過ぎ!・・・まぁ若者が頼りなさ
過ぎるのかも知れませんが。
って事で、自分的には 文句無く☆☆☆☆☆・・・星5ヶ 魅るべし!。
◇ 見るべし! ”ジャンゴ 繋がれざる者”
◇ 勝手に映画評・・・”ダイ・ハード/ラスト・デイ”
ダイ・ハード/ラスト・デイ (北米題:A Good Day to Die Hard) :2013年 米国
前作から6年ぶりとなるそうで・・・時の移ろい矢の如しです。
しかしこのサブタイトル、邦題は何で変えたんだろうか?。
内容からも、”ラスト・デイ”に意味があると思えないのだけど。
↑ 北米版(左)と日本版(右)のポスターの違い。
北米版にロシア正教の教会が写っていないのは、イスラム教の寺院
モスクに似てるから? 政治的配慮・・・とかかな。
展開は相変わらずのハチャメチャ。他人の迷惑なんのその、とりあえず
何でもかんでもぶっ壊しまくる。
最初の見せ場は、約12分間のモスクワ市内でのカーチェイス。
この追跡劇で、いったい何人の無関係な人達が犠牲になったのだろう?
・・・っと思わず突っ込まずに居られないのが、ポン人の小さい所か。
こう言うのをヒーロー視するのが、米人らしいちゃらしい。
気になったのが、ジャックの使う”Ballistic/Pistol knife”。
画面にチラとしか出てこないし、画像検索してもあまり鮮明な画がヒット
しなかったので良く分からないが、刃が飛び出し式でグリップ底部に4発の
カートリッジが装填されるようだ。
a:ビシュ!っと・・・
b:刃が飛び出す。こちら側には、銃口らしきもは見えない。
a:弾倉を確認してる所。4発のカートリッジは .32口径位か?。
b:それをグリップにねじ込む。銃口は底部側を向いているようだ。
敵の隙を突いてバン!。
DVDが出たら、じっくり確認しようっと。
って事で、自分的には ☆☆☆・・・星3ヶ…で。
敵がハインド使ってる時点で、それはもうテロリストじゃない(正規軍)でしょう^^;)。
◇Tha Way of Tha gun(2000)・・・予告編?
Pekoさんご紹介の映画”Tha Way of Tha gun(2000)”の・・・予告編?ダイジェスト?
(紹介されていたシーンはほとんど出てきますね)
大きな声では言えませんが・・・本編も見れます^^;)。
※↑ダウンロードしたら刑罰科の対象ですからご注意を!
◇ UNTHINKABLE(邦題:4 デイズ)
いよいよ来週末から一般公開の、サスペンスアクション"UNTHINKABLE(邦題:4 デイズ)"。
http://
主演はサミュエル・L・ジャクソン キャリー=アン・モス
これは見ましょう! 見るべきです!!・・・そして是非ご感想が聞きたい。
って事で、自分的には ☆☆☆☆☆・・・星5ヶ…この世に絶対的な正義など存在しない。
◇ カウボーイ&エイリアン もの凄く、・・・・
無駄にお金の掛かった(殆どが出演料でしょう)B級映画って所でしょうか。
"カウボーイ&エイリアン" 2011年 米国
主演:ダニエル・クレイグ ハリソン・フォード
大人向けアメコミ原作だそうなので、まぁ内容は察して知るべしです。
しかし、こう言う話のエイリアンって、宇宙を旅するほどの科学力を持ちながらなんでどれも裸で野獣なんだ?。宇宙船からビーム兵器出すくせに小火器すら持ってなくて、爪で引っかいたり噛み付いたりと肉弾戦法で襲い掛かってくるしか能が無いってのもなぁ・・・。
って事で、自分的には ☆・・・星1ヶ…ハリソン・フォードも落ちたモノだ。
◇ ブリッツ-BLITZ- 本年度・・・
ワースト1決定か!。
2011 ブリッツ-BLITZ- 主演:ジェイソン・ステイサム
・・・あまりに酷くて感想書く気にもならない...あえて言うならば、ここまで酷い映画を公開して良いのか?って感じです。サスペンス? クライムアクション? そんな要素もまぁったく無し! いや全編物語にすらなっていない。
って事で、自分的には ★★★★★・・・星-5ヶ…ぜってぇ観ちゃダメですよーー)。
追記:ネタバレ・・・
容疑者は速攻で判明しますが、物証なりがなくほったらかしです(尾行もマークもなし)。第三の殺人(ターゲットは警官のみ)が起きて初めて、被害者は皆こいつを逮捕した経歴があることに なぁ~んとなく(PCをボケッと見ていて)気付きました・・・っておい! 警官連続殺人ならそれは最初に調べるだろう普通!! 容疑者の逮捕歴みたら一目瞭然やないか!!。
そして、潜伏先を急襲し街中追っかけ廻して逮捕したのに証拠不十分で釈放? 情報屋(←こいつも殺した)から奪った大金持ってて、目撃者も居るのに?・・・イギリスってそんなに無法(無能)地帯なのか?。犯人を"狡猾な知能犯"みたく呼んでるけど、やる事なすことグダグダで"知"の欠片も無し、警察側があまりに間抜けなだけ。犯罪モノ映画としても最低レベルでしょう。
◇ 5 Days Of August (5 Days Of War)
Pekoさんがこの映画をご紹介されていたので、半歩先にレビューなどを。
"5 Days Of August (5 Days Of War)" 2010年
2008年の南オセチア紛争を、戦場レポーターからの視点で描いた映画です。
内容的には、ロシア野蛮・愚劣・非道!! 、グルジア可哀想!! っと、思いっきり偏った
もので、かなり胡散臭さ全開です。グルジア軍の将校さんが、危険をかえりみず
アメリカ人レポーター達を救出に来る場面など感動・・・な分けはなく"嘘っでぇ~"
っとまさかの展開でした。
アンディ・ガルシアのグルジア大統領は良かった。(プーチン・メドベージェフは、
ニュース映像からのパクリでご本人が登場・・いいのだろうかーー:)
このポスターでは、SMAPの草君がアパッチに追われている場面のようですが、
もちろん草君は出てませんし、アパッチも出てきません(・・・たしか)。
って事で、自分的には ☆☆・・・星2ヶ…かな。戦闘シーンにリアリティが無さ杉!。
※この本筋より、冒頭のアフガン(?)で取材に向かう途中、現地人の野盗に
襲われるシーンがインパクトありました。