■ “センター穴あけ(治具)”・・・とは、

↓のようなモノを、ボール盤のみで簡単に作れる加工法(治具)。
 
M6x50mmのボルトに、Φ2.2mmx深さ30mmの穴をあけたモノ。

こちらは、M6x15mmボルトにΦ2.4mm貫通穴をあけ、横手にM3タップを切ってある。
 
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★ 考える事は皆同じ・・・”Key Ring Screwdriver”。

以前は、ペンチの付いた折りたたみ式ミニツールナイフ(※ナイフの刃先は切り詰めて丸めてあった)をキーリングに付けていた。しかし、昨今はどんなに小さな刃物やたかがドライバーごときでも、携帯していたら検挙の対象・・・なぁんて世知辛い記事を目にするようになって、流石にもう刃物が付いたモノを持ち歩く事は控えている。

そこで、↑こんなモノを考えて悦にいっていたのだが・・・、先日Youtube”DIY”タグ動画を徘徊していて↓の動画を見つけた。

(展:weaponizer m氏 “EDC – How to make Key Ring Screwdriver Multi tool DIY“)

いやはや、所詮自分如きが思いつく事などとっくに何方かが実践されているのであった(市販もされていたとは...)。

ちょっと一工夫:市販品や上の加工では、ビットの真ん中にキーリングの通る穴を開けているのでクルクル回りそう。自分のは(-)側を短くして偏芯させ、(+)側の頭が常時外側に向く様にしている。

意外と持ちやすく、リングが支点になって力も掛けられる。

こんな小さなドライバーでも、”ここ一番”に有ると無いとでは大違い!。

上のが加工前と同じモノ。金色のメッキは加工途上で剥げてしまったので、”謎の黒染め液“で後から黒鉄色に染めた。

■ “自在型センター穴あけ治具+ドリルチャック”。

先の加工失敗作(?)は、”センター穴あけ治具”と組み合わせて見た。

この治具をどう使うのかと言えば、下記動画にてとても上手くご紹介されておられます。

(展:JohnnyQ90氏 “Drill Press Centering Jig For Round Objects“)

自分がこの種の治具・加工法を知ったのは、2002年頃に 旧 “つくば工房 “さんのHP(※残念ながら、もう廃業なされたそう)であったが、ウチではもう一工夫”首振り機構”付きとしてみた。

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■ ジャンクドリルのチャックを転利用・・・下準備編。

ドリル・ドリルドライバーのチャック取り付け軸のネジは特殊で、チャックだけをツールや治具に転利用しようにもそのままでは使いにくい。
そこで、これを(無理刳り)一般的なM10-P1.5のネジに切り直し、汎用的に使いやすよう下準備する。

廃棄したドリル・ドリルドライバーから取り外したチャック・・・の一部。
→”★ ドリルチャックの外し方・・・・
この他に、キーレスタイプやビット挿し型などのチャックも何個かあり、チャックが付いたままのジャンクドリルもあちこちに何丁か...。

最初、直にタップを立て始めたのだが、流石にキツキツ過ぎて上手く切り込んでいかなかった。

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■ 半波整流式電圧降下器のダイオードを5A→10Aに改装。

簡易な商用電源(100V)の電圧降下策として、100均のスイッチ付きのタップに整流用ダイオードを入れ半波整流して流れる電気を半分にしちゃう方法(出展:”ラジオペンチさんの頁”)を使っているが、電動工具などで使うには入れていたダイオードの耐圧に問題があった。


そこで、耐圧10Aのダイオードに改装した。

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★ ドリルチャックの外し方・6.5mm径→10mm径(キー式・キーレス)にコンバート。

 

Φ6.5mmチャックとΦ10mmチャック。
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近所のフリマで買った(¥400) 超安普請なドリルと、ウチのジャンクヤードに転がっていた、中の充電池が逝ってしまってる廉価品のコードレス・ドライバードリル2機。


ドリルのチャックは掴み径Φ6.5mmまでなので、細い軸しか掴めず使い勝手が悪い(また、見るからに精度も悪そう...)。対してドライバードリルのチャックは、左のキーレス・右のキー締め式ともΦ10mmまでの軸が掴める。 これらのチャックを取り外し、相互に付け替えよう。

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追記:9月6日

普段使いで一番使用率の高いAC100V仕様のドリドラも、キーレス化しよう。

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■ “手動お座敷ボール盤”

これは、”林メカトロ工作研究室”(現 “林ホビー工作研究室“) 様のキリ番
ゲットの賞品で頂いた物だったが、自分なりにモディファイしてみた。
(似たような物は、Amazonなどで”卓上手廻しボール盤“として売られている)
After:Before
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a:使ったのはハンドルと台座・・・それ以外は作った。
b:元はこんな容だった。※ずいぶん前、学研から全くこのままの姿の物が
  市販されていたが、あれは”つくば工房”製が原型だったようである。
Idea!
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ハンドルは流用させて頂いた。
こんな小さなハンドルでも、対面に錘が付いてると付いて無いとでは回し易さ
(バランス)が全然違う!。
Rinnさん(“林ホビー工作研究室”主さん)の発想は流石である。
Original
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ここは独自に考えた”ボール軸受け”・・・もどき。
元々のフレームは角パイプの溶接物で、立ち(座面に対して直角)の調整
などは出来なかった。はじめは良かったが、だんだんシャフト穴が大きく
なってくるとぐら付くようになり、立ちも狂ってくる。
そこで、スリーブ部をボール状にし前後左右に自由度を待たせる事によって、
後からでも立ち角度の調整が出来るようにしてある。
Original Ⅱ
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a:元はRinnさん考案のM6ボルトを使った擬似コレット仕様だったが、これを
  Φ6mmシャフトを使ったオリジナル方式に替えてあるので、シャフトを差し
  替える事でキリ交換する。また、シャフト穴径の6mmは、M5~M8タップの
  シャンク径と同じなので、ここに直接タップを差し込む事もできる。
b:擬似コレットの素材は溶接棒の被覆を剥いだ心材。”探式芯出穴開法“で
  中心穴をあけ、”丸棒横穴空冶具“で側面にΦ2mmの穴をあけてM2.5の
  タップを切ってあり、イモネジでキリを固定する。

■ “お座敷万力” (続)。

ちょっと手直し。
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嵩上げは意味無かったので、底板直付けに戻した。

L字にしてみたハンドルも使い難かったので短く切り、
端部はワッシャを半田付けして拭け止めにした。

■ 昨日の工作 “お座敷万力”

移動式万力“の屋内用卓上型を作った。
口金幅50mm、
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重さは1kgほど。
なんか・・・、
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並べると移動式万力(お外用・口金幅90mm)が巨大に見える。
溶接汚な!。
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a・b:卓上万力のクランプ部分を切り取って、3(t)x40mmFBを溶接してある。
    (10mmくらい嵩上げしてあるが、50mm上げとけば良かった)
    それにしても、汚い溶接だ…(・・・手棒は苦手なんよね)。
 c : 元々はこんな容の万力。
とりあえず・・・
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掴むモノも無いので、アングルの端材にM8のタップを切ってユニバーサル
ジョイントをねじ込み、簡単なカメラ架台を作ってmoni-meを乗せといた。