■ トイデジの外部電源入力(+リモートシャッター)対応化・・・続き。

トイムービーの改造をしかけて・・・すっかりうっちゃってたのを、
なんか春休みの宿題を残してる気がしだしたので、取り合えず
容になるだけ上げてみた。
暫定的完成
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あとは、前面に赤外線LEDを付け外部マイク端子も増設しよう。
明るいレンズに交換して、本格的に夜間撮影対応にもしたい・・・っと
計画は簡単なれど、予定は未定のまま終わりそう。
しかし、何時もながら再現性(見た目)が悪い工作だ。
余裕たっぷり
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これ、ホント中がスカスカなので手を入れ易い。
長時間撮影仕様
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レリーズシャッターは、”ROWAのデジカメ用シャッタータイマー“も
使えるので、タイムラプス(インターバル)撮影にすれば更に長時間
撮影が可能。シャッタースイッチは単純なプッシュオンなので応用
自在、両手が離せないとき用のフットスイッチ式シャッターも作った。
もちろん、元の電池ボックス・シャッターボタン共に生きてるので、
持ち歩きにも使える。
※狭い所に設置するために100均でミニ三脚↑を買ったが、これが
 またなんとも使い物になら無い…。何か安定する架台を考えよう。
写りは普通・・・
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赤外線カットフィルターを外してあるので全体に赤っぽい画だが、
このカメラは総じてトイデジらしからぬ至って普通の(画素数なりの)
写りをする(※日付設定が狂ってた)。 動画も結構キレイに撮れる。
メディアはSDが使え電源は単三電池x2、構造も簡単であっちこっち
隙間があるので改造ベースにもってこい・・・もう1台(2~3台)欲しい。

■ 修理覚書 “カシオ EX-Z1000” ズームレバー不良

CASIO EX-Z1000
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a:キズ多有、撮影可能なれどズームが効かないと言うジャンク。
b:このズームレバーが、押しても引いてもビクともしない。
  コーヒーかジュースでもこぼしたのか?、どうもレバーが固着して
  いる様だ。まぁ、もし電気的にダメならもうどうしようもないが・・・。
何はともあれ、バラす...
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何時も弄っているトイデジや古デジと違い、部品密集度がパッナイ…。
内部には、ホコリの混入はあるが液体の染みみたいな跡は無い。
レバーをスイッチから浮かせても全く動かないので、やはりレバー
自体の固着だと思われる。
洗浄
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a:シャッターユニットごと外して洗浄しようと思ったが、根元にフレキが
  接着されていた。これを剥がすのは怖いので、ボタンを浮かせて
  隙間にティッシュを詰め込み、筆でアルコールを流して中の汚れを
  溶かして見ると・・・
b:・・・やっぱり茶色い”何か”が染み出して来た。
復活
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a:↑の洗浄を2回繰り返したら、レバーがスムーズに動くようになった。
  しかし、他の所に”何か”が垂れたような跡も無く、何故ズームレバー
  の隙間だけに入り込んだのだろう?。
b:元通り組み立てて完了、ズームも効くようになった。
昨日は、レンズ筒が出っ放しで引っ込まなくなった”QV-4″に、コンパチ
くれたら治ってしまった。古参QV-200も稼動状態だし、CASIOのカメラは
サバイバビリティー性が高いのではないだろうか。
古コンデジを弄っていると、メーカー毎にウィークポイントがある様に思う。
SONYはCCDが弱く、Fujiはメカ系がよく壊れる気がする。OLYMPUSは
電気系がだんだん劣化して来て(?)、やたらと電気を食うようになる。
SANYOは・・・元から変。その点、やはりCanonとPanaは丈夫だし、造りに
そつが無いなぁっと思う(※←全て個人的な勝手な感想)。

■ 温故知新 デジカメ黎明期の名機(?) “RICHO DC-2E”

現在、自分の手持ちの中では一番古いデジカメ。
発売は1996年っと言うから17年前、ついちょっと前のような・・・
遠い昔のような・・・微妙な時間だ。当時の定価は¥69,800!。
本機のレビュー記事はあちらこちらの方々が詳しく紹介されているが、
特に「意してプラカメ拾う者なし」さんの記事「リコー DC-2E について」は
さすがに良く纏められておられるので、たいへん参考にさせて頂いた。
こちらを読めば、このカメラがどんな製品だったかが一目瞭然である。
ライバル?
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a:ほぼ同時期に販売されてた”カシオ QV-200″と。
  この両機シリーズは、開発コンセプトの違いが明確でどちらも面白い。
b:大きさはほぼ同じ。
以前はRICHOデジカメ初号機”DC-1″も持っていたのだが・・・、ガラクタ処分で
捨ててしまった(メッチャ後悔><)。
カシオ初号機(現在のデジカメの始祖)”QV-10″も何処かにあるはずなのだが、
悠久の彼方(ジャンクの山)に埋もれてしまって出て来ない・・・。
前から
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“弁当箱”っと揶揄されるスタイルは、DC-1から継承しDC-3まで続く。
自分達世代には、110判カメラを想い起こさせ懐かしい。
ただこのデザインのせいで、普通に構えたら小指がレンズの前に
掛かってしまいがちになる(110判カメラなどは、レンズが中央に
あるので小指が前に来ても映り込んだりし難い)。
後から
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でかい!。液晶ビュワーは外せるが、それでもデカイ!!。
この液晶ビュワー、野外でもとても見やすく、またコントラストの
調整も出来る優れモノ。ただ、レンズ軸線とビュワーのオフセットが
大きいので、ちょっと対象を捉え難くもある。
横から・下から
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a:メディアは”ATAカード”(120MBで¥86,000!!)っと言う規格で、
  ようはPCカードにフラッシュメモリーを入れたモノ。
  これはCFやSDのPCカードアダプターで代用出来、おかげで現在も
  稼動状態の本機シリーズが多い所以であろう。
b:下面は三脚穴くらいでスッキリしている。
  三脚に取り付けた状態で、電池やメディアが交換できるのが良い。
受光素子が38万画素(・・・考えたら凄いな)っと侮る事無かれ!。
広角(フィルム換算35mm) F2の明るいレンズ・SDやCFメモリーが使える・
起動が早い・オートフォーカス・1cmマクロ・・等など、現代のトイデジなんか
より”写真を撮る事”においては引けを取らない “実用機”である。

■ ”SONY”は嫌い・・・。

SONYのデジカメCyber-shotのジャンクを入手したが、AC電源も充電器も
持っていないので動かせない。 へたったバッテリーは付いていたので、
■ Canon IXY Digital用 DCカプラーの自作”の要領でバッテリー直付け
電源(変造DCカプラ)にしようと思ったが、あえなく失敗に終わった。
一応立ち上がりはするモノの・・・
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変造DCカプラで一瞬立ち上がるが、この表示が出て直ぐ電源が落ちる。
SONYと言えば、独自規格やシビアなサードパーティー排除対策などで、
弄りたい派には困った製品が多いから嫌い。
中身
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a:慎重に三枚におろした。こちらの電池はキレイだったが・・・
b:もう一方の方は中がエライ事になっていた。
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IXY用DCカプラーと同様、リチウム電池を外して電極に直接ACアダプター
からの電気を流すように配線し、

とりあえずバッテリーベイに入れて起動してみたが・・・、
結果は↑の如く失敗に終わった。
まぁ、完全ジャンクでなく起動する事は分かったので、これなら
再挑戦のやりがいもあろう。

■ 天才バカボンのようなデジカメ “CASIO QV-2900”

よくお邪魔するGadget系(?)Blog「gomagoma PC/自転車ブログ」さんで
RICOH CX6でズームマクロ“っと言う記事を拝見し、マクロと言えば
コレでしょうっと、手持ちの”CASIO QV-2900″を検証してみた。
CASIO QV系 直継承型
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a:回転式レンズや上面のコネクターベイなど、QV-10の面影を残す。
b:QV-10とほぼ同じ外観の、”名器”と誉れ高い(?) QV-200。
QVー2900は、”QV-10“直系型の最終モデルとして2001年に発売。
QVシリーズと言うより、全てのデジカメの始祖とも言うべきQV-10の
スタイルも継承した、おじいさんに負けないエポックな製品であった。
画素子は200万画素と現在の感覚では低スペックだが、マクロに強く、
ズームも光学8倍(デジタル併用32倍)を備へ、その他インターバル撮影や
バルブ・シャッターなど等、他ではあまり見られない色んな機能がテンコ
盛りの、”天才バカボン”見たいなデジカメである。
カシオのデジカメって、今でも「ハイスピード・エクリプス」シリーズなど、
他ではやらない何かヘンテコなモノを造ってくれるところが好きだ。
マクロ性能検証 被写体は”CREE XM-L T6 (※中華パチモン?)”
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:通常マクロ 被写体まで約100mm (なんか縁にサビが出てる^^;)。
:同位置から、マクロのまま光学ズーム最大
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:ググッっと寄って、被写体まで約10mm。
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:同、光学+デジタル ズーム最大。
これだけ寄って、しかもマクロ・ズームしてもちゃんと写るのは驚いた。
AFもしっかり効いている(何枚か撮ったが、AFを外す事は無かった)。
まだもうちょっと寄れそうだったが、レンズとの距離が近すぎて被写体に
光が当たらなくなったので、補助ライト使えばもっとアップに出来るかも。

■ “Fujifilm Finepix 1200(改)”

“Finepix 1200” 1999年11月発売と言うから、実に“前世紀”である。
130万画素・固定焦点なんて、現在の感覚ではトイカメラのスペック以下だが、
CCDとメカシャッターで映りもシャキットしてるし、ダイヤル式のインター
フェースも操作性が良く、スナップ用としては充分な性能ではないかと思う。
特に、Finpixシリーズ特有の“肌色”の発色が好き。

前身モデルの”CLIP-IT 80″は、2年間の旅を共にした想いで深いカメラ。
だから、フォルムがそっくりなこのモデルにも郷愁を感じる。
デカイ・電池(単三)が4本もいる・マクロが全然ダメ、何よりスマートメディアが
入手難など、さすがに一線用としてはもう厳しい・・・っと言う訳で、こういった
古い でも使い様によっては”モノになる”玩具は改造ドナーに持って来い。
リモート端子増設
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a:外部電源入力端子の横にΦ3.5ジャックを埋め込み、シャッターボタンと
  リンクさせてある。(デジカメに限らず)ちょい昔の機械って、筐体に結構
  隙間があって修理や改造もやり易い。
b:”ROWAのデジカメ用シャッタータイマー“を使って、↓連続写真を撮って見た。
タイムラプス
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2秒に1枚写した連続写真を連結して10枚/秒の間隔で再生すれば、
約20倍速で早回し再生されたような動画になる。

■ トイデジの外部電源入力(+リモートシャッター)対応化。

定点観測用に、長時間(4~5時間)撮影できるカメラが欲しい。
トイデジムービーカメラがスペック的に丁度良いが、うちにある5台 ^^;)の
ムービーはどれも外部電源端子がなく、内蔵電池だけでは稼働時間が
心許ない。
そこで外部電源入力端子の増設、ついでの事リモートシャッター対応化も
致してみようかと。
現況:”仮設”
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ドナーは、前に赤外線フィルター除去したChe-ez! MovixⅡ
現況バラック状態だが、とりあえず撮影できるようにはなった。
バラシ
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:半身にする。上面の隠しネジ以外、ここまでのバラシならこれと言って
  コツも何もいらない。
  ついでに、カチャカチャ煩いハンドストラップ基部も外した。
:中はスカスカ・・・。良いね良いねぇ トイデジはこうでなくっちゃ。
配線
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あっちこちに隙間があるので、配線を取り回すのも簡単。
外部電源は、電池ボックスの±バネにジャックからの入力を直付け。
リモートシャッターの方は、基盤に”ここへどうぞ”と言わんばかりの
パターンが出ている。
両配線をし、仮のジャックを付けてとりあえず動作確認・・・でけた。
また、ピッピッ ピッピッっと煩かったアラームは、このついでに配線を
外して鳴らない様にした(基本設定でOFFに出来ない為)。
半身の・・・
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このままで、電池を入れても使える。
次回は、各ジャックの本付けと、作動中を示すLEDを”赤外線LED”に変え、
暗闇対応型赤外線(トイデジ)ムービーカメラにする予定。

■ タイムラプス(インターバル)撮影 テスト

ROWAのデジカメ用シャッタータイマーを使って、リモート(レリーズ)端子を
付けたFuji A-201(赤外線対応 改)でタイムラプス撮影をして見た。
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ROWA 改造
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a:ROWA タイマー付リモートシャッター。
  元のプラグは、キャノン一眼対応互換の”2.5Φ ステレオ”だったが、
  汎用性を鑑み ”3.5Φ ステレオプラグ”に替えた。
b:届いて30分後には・・・もうばらしてた。
ケーブル比較
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a:元のケーブルは”太くて・硬くて・長い”・・しなやかでないので取り廻しが悪い。
b:べつに大きな電流が流れる訳で無し 太い電線はいらないので、ジャンク
  ペッドフォンから取った”細くて・柔らかくて・短い”・・ヘナヘナケーブルと付け
  替えた。
カメラ側リモート(レリーズ)端子
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a:Fuji A-201(改)に3.5Φのステレオジャックを埋め込み、シャッター
  ボタンの端子に繋げてある。
b:左・同型未改造
シャッタートリガーは単純な単接点のOn-Offだけなので、何かセンサー等を
トリガーにすれば、監視や無人撮影の機材が作れる。
明日夜は満月
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使い方次第で、もっともっと面白い写真も撮れるだろうな。

■ 赤外線対応デジカメ 其参 (改々)・・・経過

A-201を最改造しようとしてて主電源のスイッチを壊してしまったので、
電源スイッチとシャッターボタン(スイッチ)から電線を延ばし、リモートで
電源のOn-Offとシャッターを切れるレリーズをつける事にした。

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各スイッチが単純な単接点のプッシュオンだったので、基盤実装部品の
根元に電線をハンダ付けして接点を引き出した。
この間、ばらしたり組んだりを繰り返しやってる最中に何度もフラッシュの
コンデンサーから電撃を食らったので、もうこのカメラにフラッシュは必要
ないとコンデンサーとキセノン管を外してしまった。
大きなコンデンサーが無くなってスペースが出来たので、ここに赤外線LED
とリモート用のジャックを埋め込む予定。

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電線に適当なスイッチを付けてテスト。

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タクトスイッチが外部シャッター。こんな状態でも・・・

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ちゃんと写せる。

■ (改)赤外線対応デジカメ 其参

IRカットフィルター除去はこれで3台目だが、バラすのは6台目。
除去を断念した機種は、フィルターが外せない(どうやって入れたのかすら
分からない?)か、除去に破壊が必要そうだったので取り合えず保留とした。
今回のドナー
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a:Fujifilm A-201 これが初のCCD機の改造となる。
  固定焦点なので失敗も少なく、単3仕様だから何処でも電池は手に入る。
  写りは二の次として、デジバカチョンカメラとして酷使した。
b:IRカットフィルター除去後。
  これを写してるカメラでは赤外線投光器の光は殆ど分からないが、フィルターを
  除去したA-201を通して見ると眩しい!。
IRカットフィルター
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a:旧型デジカメをバラすのはそう難しくない。
  真ん中の四角いガラス板が、取り外したIRカットフィルター。
b:カットフィルターはCCDの前に接着されていたのをカッターで切り離した。
  替わりに入れるIRフィルターを鏡筒側に置き、ピント補正用に入れたプラ版で
  押さえてある。
ストロボのユニットが中のスペースを占領しているが、もうこのカメラにストロボは
用無しなので、ユニットを外してここにIR-LEDを組み込もうかと思っている。
CCD機ならでは
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センサーがCCDなので、メカニカルシャッターが付いている。

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やっぱり赤外線写真は夏のモノやなぁ・・・。