■ 中華製 Tactical Flashlight

今更ながらにタクティカルライトなぞ買ってみた。

もちろん、本物なんて高くて買えないので中華製(「SUREFIRE」のコピー?)。
これがメッチャ明るい! まさに、手の中に納まるサーチライトって感じ。
最近の(・・・でもないか)LEDって凄いんだなと感動!! 。
白色LEDが出始めた頃の、その薄ぼんやりと灯る白い光をからは
隔世の感がある。
UltraFire WF-501B
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a:Cree XM-L T6バルブ公称1200ルーメント仕様。
  全体に肉薄で、軽量化されている感じ。
b:テールスイッチの深押しでOn-Off、短押しでモード切替(同502)。
発光は”Hi・Mid・Lo・高速ストロボ・SOSストロボ”の5モード。
MidとSOSは必要ないと思う(だから502Bで廃止された?)。
肉薄でちょっと頼りない感じだけど、実用性なら軽い方が良いのだろう。
UltraFire WF-502B
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a:Cree XM-L T6バルブ 公称900ルーメント・・・らしい。
b:最近のフラッシュライトはテールスイッチが主流で、逆手に持つ事を想定
  しての事だろうが、イマイチ使い難くて好きじゃない。
ガッシリした印象、501Bに比べて肉厚で重い。マッド仕上げがカッコいい。
発光は”Hi・Lo・高速ストロボ”の3モード、このパターンが使い良さそう。
重いけど、その重量感がなんとも言えず良い。

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a:長さ約140mm サイズは略同じ。
b:リフレクターシェラウド部でも、肉厚がかなり違う。
  同じCree XM-L T6バルブだけど、公称光量の差は消費電流の大小に
  よるもの・・・なのかな?。
  実際の見た目の明るさに、顕著な差は感じられなかった。
スペック差とかは良く分からないが、どちらも”Hi”だと車のヘッドライト並みの
明るさがある(Loでも十分明るい)。特に高速ストロボの目潰し効果は強烈。

■ 手廻発電式超小型懐中電灯

これぞ、キーチェーンライトとしては究極型かも。
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a:重さは30g程度。
b:ハンドルを起こして。

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ハンドルも回し易く、電池が空の状態からでも30秒ほど回せば点灯する。
明度は真っ暗な部屋でも本が読める程度は十分あるが、光束は四角穴状の
リフレクターのせいで変に影が出来てしまう。
ここは”■ ソーラー充電式キーチェーンライト“のようにLED剥き出しの方が、
万遍なく周囲を照らして良いのではないかと思う。

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a:厚み
b:縦・横サイズ

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スケルトンなので中が良く見える(分解しなくでも興味が満足できて助かる)。
a:ハンドクランクから5段のギヤを介してモーターを回し発電、電流の逆流
  防止用のダイオードを通って充電池に繋がっている。
  ※元から端子の一部にサビが浮いていた・・・”中華品質”にももう慣れた。
b:良く見るボタン型3連のニッケル水素充電、池容量は20mA/hとある。
  電圧の記載はないが1.2vX3の3.6vだろう。良く見ると、スイッチからLED
  の間に電流制限抵抗らしきものも付いている。
携帯性も”■ ソーラー充電式キーチェーンライト“と遜色ないレベル。
一次電池式のポケットライトは、いざ使いたい時に電池切れなんて事がままあり、
またソーラー式も電気を使い果たしたら日に当てて再充電しなければならなず
確実性には欠ける。
手動充電式ならその心配はないので、持ち歩くエマージェンシーライトとしては
究極の逸品かも知れない。

■ 引紐式発電機内蔵懐中電灯

紐を引いて発電する、外部バッテリ-不要の小型懐中電灯。
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a:長さ約110mm・ 直径約30mmと単一電池より若干細い。
b:100均の9LEDランチャーライトと比較。
LEDの色調はかなり黄色味が強く、クリアイエローって感じ(または古くなった
白色LEDの色?)。
外観
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a:電源スイッチは調光ダイヤルと兼用。
b:箱画の通り、底部のリングを起して引っ張り発電する。
発電式小型懐中電灯ではレバー式・クランク式が在るが、引紐式は他に比べ
発電部が小型化できるのがメリット。
LED・内部
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a:頭が潰れた変な形のLED。光束は、深めのリフレクターのせいでかなり
  スポット様にまとまった感じ。基盤の裏面には、27Ωのチップ抵抗が
  1灯ごとに付いている。
b:調光ボリュームと電池。電池の下の基盤は整流回路と思われる
充電池はボタン型ニッカド電池を3連にしたもの。容量不明・電圧3.6V。
最後尾の発電機から来た電気(交流)を下の基盤で整流し充電、ボリューム
(電源スイッチ兼)を通ってLED基盤に電気を流している。
しかし・・・、理屈は間違っていないが かなり雑な調光方法だ。
明度・・・
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a:3mほど先の植木を照らして見て。
b:比較用:公称30lmのポケットライトの画。双方とも略実際の見た目に近い。
設計が古いのか、如何せん暗過ぎる。また、余り意味のない光量調整機構も
無駄。この大きさで発電部がスッキリ収まってて、デザイン的に秀逸なだけに
残念。LEDを最近のモノに改装するか、基盤ごとランチャーライトとスワップ
するかして実用度を上げたいと思う。

■ 中華製廉価LED照明

一般的なLED電球とは違う、かなり廉価な作りの大陸仕様のLED照明。
外観・梱包
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a:筐体はオールプラ。ドライブ回路の放熱用フィンが無いのでスッキリしている。
  重さは約30gとメチャ軽。
b:・・・パッケージ・・・汚い・・・って言うか本体もかなりキズがあり、どう見ても
  ”中古品”。 勿論”新品”として購入し送られて来たのがコレなんだから・・・・
  中華通販恐るべし!!。
  同シリーズには公称”1W(LED 19灯)・2W(同 37灯)・3W(同 42灯)”の
  3種類あり、これは3W品。
口金径は”E27(ネジ径27mm)”と言う世界標準(?)規格だが、日本独自規格の
”E26(ネジ径26mm)”にも使用できる。
シリカ電球と比較
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a:長さは約80mmとシリカ球に比べかなり短い。
b:直径は約55mmで若干太い程度。
バラしてみると
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a:LED部とドライブ部は噛み合わせてあるだけなので、ドライバーでこじれば
  簡単にバラせる。内部には小さなゴミやホコリが混入していて、明かに使って
  いた節がある。
b:ドライブ基盤。あまりに思ったて通りの構造で笑えた。これなら壊れても、
  いくらでも修理可能だな。
明るさは?
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a:公称明度は15W電球並み。Zライト付けて、キーボードの手元を照らす
  照明に丁度良い感じ。
b:トイレの照明には十分・・・ちょっと暗いか?。
定電圧ドライブ回路が無いからか、2~3時間点けていてもほとんど熱を持たない。
如何にもって感じの廉価な作りなれど実用度はまずまずかな、あと問題は耐久性か。

■ Digital Camera Binoculars

実売\2,000程のデジカメ付双眼鏡(双眼鏡付デジカメ?)、もちろん中国製。
外観
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a:デザイン的にはコンパクトで良く纏まっていると思う。筐体はオールプラス
 チックで、もの凄く軽い。液晶の表示部には、撮影(残り)枚数・撮影モード・
 各種設定などが表示される。
b:ボタンは2ヶのみ。左が電源ボタン・設定変更用ボタン、右がシャッター。
双眼鏡+カメラと言うなんとも安直なアイディア商品自体は、銀板カメラ時代
のかなり初期の頃からあり、デジカメ時代になっても多種多様なモデルが商
品化され現在も売られている。しかしどれも中途半端な性能で、キワモノ扱
・玩具の域を出ないモノが殆どのようだ。
レンズ・電源
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a:光学機器の性能はその価格に比例する。況や本機は・・・察して知るべし 。
b:電源は単4電池x2。電池がメモリーを保持しているので、電池を抜く
  とメモリー内の写真も消える。この手の製品はこの仕様が標準のようだ。
kenko Bino Catch BC822(左側)と比較
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a:表)スペック的には近いが、BC822の方が重い(レンズの差?)。
b:裏)BC822の方は、三脚取け用のネジ穴がある(←これ結構重要!)。
スペック表・試写
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a:箱書きのスペック表(※疑問→中国製品は何故必ず箱が潰れているのか?)。
b:窓(※網戸越し)から隣ん家のアンテナ(目測20m)を・・・。
本機とケンコーBC822(実売\5,000程?)は、カメラ部分のモジュールは同じ
物のようだ。しかし、やはりそこはケンコーも日本の光学機器メーカー、
(たぶん)製造は中国等でだろうが、双眼鏡の性能もカメラの写りもBC822の
方がかなりマシ(まぁ、そんなに威張れたホドではないが...)。

■ Multi-tool Knife

ツールナイフって秘密武器っぽい趣があり大好き! 見たらついつい買ってしまう。
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ナイフブレード・ペンチ・モンキーレンチ・ビット式ドライバーが上手く融合して
いる、見た目だけじゃなく機能も使いよい最近お気に入りの一本。
ペンチ付のツールナイフは幾多在るが、”使える”レンチ付は殆どない。
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ペンチのレバーはロックを解くとスプリングで開く。
ナイフブレードはロック無。出し入れはまだ硬いが、こなれて来ればもっと
スムーズに出来るだろう。
ドライバービットは一般的な6.35mm角のなので、好みの種類・サイズと
交換も可能。
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長さ:約120mm 重さ:約150g
グリップにドライバービットを3本収納可能、ベルトクリップも付いている。
シンプルで無駄もなく、それでいて各機能も使いよい。機能美とはこう言うの
だろう。これを作ったデザイナーさんはセンスあるなぁ。
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①ペンチはガタもなくしっかりしたモノ。ただ全体に肉厚は薄いので、あまり力を
掛けるのは無理か。針金切り付。
②モンキーレンチの開きは~13mm(M8までのボルト・ナット)程。ペンチに比べ
造りは華奢な感じだが、まぁ緊急時に使う用には十分だと思う。
③ドライバービットは、ペンチの根元と先端にある六角穴に挿して使う。どちらにも
マグネットが効いているので、スポスポ抜け落ちる事はない。
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ナイフブレードは、ワンハンドオープン・クローズが可能。
しかし、ツールナイフ用途としては、尖り先より電工ナイフのようなストレートで
切っ先を切り落としたデザインの方が向いていると思う。
過ぎたるは何とやらで、ツールナイフもビクトリノックスの様にやたら多機能に
するとかえって使い難い。このモデルの様に機能を絞り、赫々機能が使いよい
モノの方が結局は重宝する。野外でもペンチを使いたい場面は意外に多く、
これがしっかりしてる所が特に良い。

■ 中華製 ”Emergency Lantern”

バッテリーを内蔵した、白色LED90灯の”応急灯(非情灯)”。
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20120907-01.jpg
光量としては40W蛍光灯くらいの感じ。たしかに明るいが、光に
青みが強く、眩しいっと言うか目に痛い色(オーバードライブ色?)。
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「応急灯」=非常灯の事だろう。価¥3,980の値札があった。
箱書き諸元:
 電   池 1100mAhx3 (鉛蓄電池)
 充電時間 12h (AC 90~240v)
 光量調整 2段 (48点灯・90点灯)
 点灯時間 90灯=7h 48灯=12h
実測:
 サ イ ズ 約500x50x50(mm) 
 重   さ 約800g
本体内に充電器も内蔵しているので、ACから直で充電できる。
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内部の様子。充電・点灯数切り替え基盤とバッテリー、LED基盤。
電池には何も書かれていない(電圧を測ったら4.2vだった)。
充電制御などしていないので、ACに繋ぎっぱなしには出来ない。
※電池端子のハンダがボロボロで、引っ張るとズッルっと取れた。
 その他、端子間等の接続や各部のハンダも”中華品質”。
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”なんかケースが浮いているなぁ・・”っと思ってたら、配線を挟み込んだ
まま無理に止められていた。
また、↑のバッテリーのハンダ不良のためか、最初は点いたり点かな
かったり(叩くと点く・・・昭和のTVかい^^;)と動作が不安定だった。
筐体のプラスチックも品質が悪そうで、肉厚も薄くちょっとテーブルの
角に当たったら、ピシッっとヒビが入ってしまった。
裏側に引きお越し式のスタンド兼フックが付いてるが、ヘニャヘニャで
スタンドとしては立たないし、フックは釣下げ使用に耐えれそうもない。
非常灯っと銘打っているが、AC電源が途切れたら点灯する誘導灯のような
機能はなく、ただ充電しておいて手動で点ける長い懐中電灯。
白色LEDが90灯も付いているので、部品取りとしたら(大特価なら)お得だが、
真面目に使うために買うような代物ではないな。
・・・っと言いながら、この手の商品はこれで10個目…。

■ ソーラー充電式キーチェーンライト

ソーラー充電式で電池不要のミニライトキーホルダー。
スーパーの百均コーナーで発見。ネットで300円程で売られているが、あちこちの
ブログで百均にも売っているとあったので探していた。
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20120901-solar_keylight-01.jpg
サイズは約50x35x10mm 重さは25g程。
百均光物ではお馴染みの、砲弾型白色LEDが3灯剥き出しで付いている。
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20120901-solar_keylight-02.jpg
思ってたよりずっと明るい!、光はかなり拡散して広範囲を照らす感じ。
裏側にプッシュ式のスイッチが付いていて、押してる間だけ光る。
半日ほど陽に当てて10分ほど点けて置いたが、見た目の光量は落ちなかった。
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20120901-solar_keylight-03.jpg
内部、よくこれで100円で売れるものだと感心する。
充電電池の容量は不明なれど、40~60mA/h程ではないかと言われている。
電流制限抵抗は付いてないが、この容量通りなら問題ないだろう。
モジュールだけで完結しているので、何かに組み込んだりも出来そう。
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20120901-solar_keylight-04.jpg
この太陽電池は結構優秀かも、室内蛍光灯下で3.88vの電圧が出ている。

■ EyeClops Night Vision Googles Infared Stealth Binoculars

所詮おもちゃとあんまり期待していなかったが、これがなかなかどうして実用的(?)で
面白い!Gadgetだった。
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赤外線(IR)暗視スコープ ”Eye Clops Night Vision Ⅱ”
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付き物は簡単な説明書のみ、電源は単3電池x5本。
20110817-1.jpg
ギーガーを思わせるような意匠・・・あまりセンスが良いとは言えないな。
右側中央部にあるのが電源スイッチ。その前がIRーLEDの切り替えスイッチで、前面
両端に出っ張っている近距離用LEDと、中央部カメラレンズ周りにある遠距離用LEDの
照射の切り替えが出来る(照射距離にそんなに変化は無い)。
もちろん、赤外線LEDの発光は肉眼では全く見えないので、周りに気付かれる事も
無く暗い所の監視が出来る。レンズ上にあるのは、ピント調節用のダイヤル。
20110817-1.jpg
左前にあるのが、白黒画面とグリーン画面の切り替えスイッチ。
本物のナイトビジョン風にグリーン画面にしてみようって事だが、レンズ前に
緑色のフィルターを掛けているだけなので、見た目の色が変わる以外に意味はない
・・・まぁ”玩具”ですからね。
20110817-1.jpg
ゴムでしっかり密着できる接眼部、目の間隔を調節ことも出来る。
前面のカメラが写した映像を、中にあるLCD画面に表示してここから覗いて見る
と言う仕組み。
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実際に暗闇で使って見た映像。
カメラは30万画素位ののCMOSセンサーあたりだろうか?、解像度は低いが思ったより
ハッキリ見える。ただ、視野がとても狭いのでこれを掛けて動き回るのは危ない。
20110817-1.jpg
同じ場所をデジカメで撮ったらこんな感じ(かなり増感させて撮っているので、
実際に肉眼で見た感じに近い)。かろうじてモノの輪郭が分かる程度だが、この
ゴーグルは光源をIR-LEDに頼っているので、全くの闇の中・・・もっと真っ暗でも
充分見える。
20110817-1.jpg
同じ場所でフラッシュを焚いて写したら。
このゴーグルは視野が狭いので、見える範囲は赤枠の中くらいしかない。
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隠れた機能?(・・・っこっちの方が有名かも知れないが)、赤外線の高透過作用の実験。
20110817-1.jpg
こんな感じ・・・うぅ~ん・・・どうでしょうか?。
付いているIRーLEDでは赤外線が弱いので、IR投光器かIRフラッシュがあればもっと
顕著な結果が出るかも知れない・・・のかな・・・たぶん。